今週のツアーは男子ツアーがカシオワールドオープン、女子ツアーが最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップです。
今週も男子ツアーのほうに来ていますので、Kochi黒潮カントリークラブを見ていきましょう。
No.7 620ヤード PAR5
600ヤード越えでありながら2打目から打ち上げる右ドッグレッグのPAR5。
まずティーショットは飛距離が出る選手ならバンカー越えを狙って良いでしょう。ただアゲンストの風が強かったり、飛距離の出ない選手は、距離が残ってもバンカーの左方向へ打って行ったほうが良さそうです。
2打目は飛距離が出る選手でも2オンはかなり難しいところ。ほとんどの選手がグリーンエッジまで300ヤード以上残り、また打ち上げなので、2打目は距離を出してレイアップすることとなります。グリーンエッジまで150ヤードを切ったあたりからある右バンカーを避け、グリーンへどう近づけられるか⁉︎ というところがポイントとなってきます。2打目地点からするとフェアウェイが斜めになっているので、使用クラブによってターゲットが微妙に変わるため、狙う方向は気をつけないといけません。それを間違えてしまうと簡単にラフへ行ってしまうことが多いので、距離をしっかり計算して打っていきたいです。
距離が長いホールなので、1回でもラフに入れてしまうと厳しいPAR5となってしまいます。ティーショットから確実にフェアウェイを捕らえて、少し距離が残ってもフェアウェイからグリーンを狙いたいですね!
No.11 205(185)ヤード PAR3
2段グリーンのPAR3。傾斜がかなり強いのでピンと同じ面にないとパーを取るのはかなり厳しくなります。下の面は少し奥へ行っても傾斜で戻ってくるので、そこまで難しくはありません。上の面は届かないと下の面まで戻ってきてしまうので使用クラブと風のジャッジが重要になってきます。
このホールはパッティングよりショットで勝負しないと、いやできないと厳しいホールとなるでしょう。
No.12 440ヤード PAR4
ティーショットが打ち下ろしのPAR4。
この時季は北風が多いことから、ほとんどの選手は右のバンカーを問題なく越えていくでしょう。
問題は2打目。ラフからのときです。短いクラブで打てますが、フォローの風とコースの全体傾斜が海へと向かっているため止まりづらいことです。このようなことからラフからは難しくなりますが、フェアウェイから打てることができれば、バーディーチャンスになりやすいホール。ティーショットを成功させて流れを掴んで後半に臨んでいきたいですね!
昨年はC・キム プロの32アンダーなど記録づくめだったこの大会。今年は練習ラウンドの感じだと昨年よりグリーン固さ、スピードともに難易度が増したと思われました。しかし、風が弱く、気温も高かった初日は好スコアが続出。昨年よりも良いスコアが出るのではと思わされる1日でした。2日目は風が強く、気温も下がる予報。そして初日の南風ではなく、北寄りの風。コレだけでスコアが少し出づらくなるのではないでしょうか⁉︎
シード争いや最終戦への出場権の戦いはあと少し。さいごの最後まで目が離せませんよ❗️