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ターフを取るスイング~立命館大学ゴルフ部~


倉敷プリン

今回は、ターフを取るスイングについて紹介したいと思います。


ターフを取るとは、アイアンショットなどで芝が削れて飛んでしまうことを指すときに用いる言葉です。プロゴルファーがターフを取っている姿は格好良く見えます。しかし、初心者や経験が浅いアマチュアゴルファーが真似をしようと思っても、ただのダフリショットになってしまう人が多いです。格好良くターフを取るのは決して簡単なことではありません。ターフを取るスイングをする目的は、ダウンブローで打ってボールに逆回転をかけ、グリーン上ですぐに止めることです。飛距離を安定させてスコアを上げたいなら、グリーン上で直接ヒットし止まるボールを打つことが理想です。


ターフをきれいに取る6つのポイントについて紹介していきます。1つ目のポイントは、アイアンをダウンブローで打つことです。ボールを上げようという意識だけではアイアンでターフは取れません。これはアマチュアゴルファーにありがちな傾向です。切れ味の鋭いアイアンショットにするためには、アイアンを上から捉えてスピンをきかせ、高く上がったところを上から打ち込むことがポイントになります。2つ目のポイントは、ハンドファーストにスイングすることです。ハンドファーストにスイングすることで鋭角にクラブヘッドが上から入るので、スピンがきいたボールを打つことができ、インパクトの後にボールの先の芝が削られてターフが取れます。また、ダウンブローで打つことでロフトが立って当たるため、インパクトロフトの誤差が少なくなり飛距離も伸びます。ハンドファーストで構え、インパクトで上から捉えることができれば、力ずくでターフを取ろうとしなくても勝手にターフが取れます。3つ目は、インパクトゾーンが長いスイングをすることです。アマチュアはスイングの軌道がVの字になっており、インパクトが短く点になっていることが多いです。そうなると、深く入ってしまうのでターフは取れません。プロや上級者のスイングはインパクトゾーンは長く線になっているので、大きくきれいにターフが飛びます。インパクトゾーンが長いほどボールを芯でとらえることができ、方向が安定して飛距離もアップします。4つ目は、クラブの最下点をボールの先にすることです。プロや上級者のインパクトは、ボールの少し先をクラブの最下点としています。プロや上級者のように打つためには、しっかり体重移動を行い、トップからインパクトに欠けて左足に重心を乗せ、インパクトを迎えます。すると下半身のリードと重心移動により最下点が飛球方向に移り、ボールの先の芝が取れるようになります。これらのポイントを習得することでターフを取るスイングをすることができます。

以上ゴルフ部1回生の前川でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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立命館大学ゴルフ部
立命館大学ゴルフ部 関西学生連盟男子一部リーグ、女子二部リーグ 現在、1回生から4回生までで56人の部員が所属。そのうち8割がゴルフ初心者