ツアー

ゴルフパートナープロアマ・ブリヂストンレディス振り返り

国内ツアーの先週は
男子がゴルフパートナープロアマ
女子がブリヂストンレディス

まずは男子ツアーから

2週間のオープンウィークがあり
その後の試合でした

プロは普段の試合と違う
またアマチュアの方々も
プロの試合でプロとラウンドする
という日本ではココでしかない
プロアマ形式の試合でした

プロは少し和気藹々
アマは人に見られながら
いつもとは違う緊張

こんな感じでプレーを
していたのではないでしょうか⁉︎

そんな中優勝したのは
J・パグンサン プロ
おめでとうございます🎊

1勝目のミズノオープンも
そうでしたが
セルフプレーでの優勝

自分自身で全てをやる
余計な情報を入れずプレーする
我々キャディーの意味、
存在意義を感じさせる勝利

どのようにラウンドするのが
選手のためになるのか⁉︎
気持ち良くプレーできるのか⁉︎

キャディーがすることは
選手によっても変わりますが
できることは限られます

選手によって個々に
対応していかないといけないと
改めて考えさせられる試合でした

続いて女子ツアー
ブリヂストンレディス

ぶっちぎりの優勝でしたね

山下美夢有プロ
おめでとうございます🎊🎉

さて先週の女子ツアーで気になったこと

40人と25人

この数字分かりますか?

足すと65人

これでピンと来た人もいるかもしれません

予選通過の人数

40人は初日午前スタートで
2日目午後スタート

25人は初日午後スタートで
2日目午前スタート

2日目は皆さんもご存知の通り
悪天候でサスペンデッド

午前組は全組ホールアウト
午後組は早い組で10ホールほど消化
遅い組で5ホールぐらい終わったところ

普段の試合では気象条件の差があっても
ここまで通過人数の差がつくことは
なかなかありません

残りホールを消化して
第3ラウンドをプレーした
40人は体力的に
キツかったかもしれません

しかし2日目の午前スタートの選手
と比べれば条件は良かったでしょう

こんな感じで書いていると
条件の悪かった
午後・午前組の言い訳を
しようとしている感じですが
そうは思っていません

条件が違うのは
自然の中でプレーする
ゴルフでは当たり前のこと

その条件のなかでどうプレーするか

その中で運も必要
そして大事な要素

ゴルフは運の要素が大きいスポーツ

でもその運を掴むために
準備をしていたか⁉︎
天候の悪い中で我慢強く
プレーしていたのか⁉︎
選手それぞれ考えて欲しい

ちなみに最終順位の
トップ10は11人

このうち条件の悪かった
と私が思っている
午後・午前組は6人

半分以上です
素晴らしいですね❗️

流石に優勝するには
山下プロの独走もありましたが
気象条件の運が無かったのも
1つの要素かもしれません

でもあの悪天候の中
耐えてなんとか予選を通過し
上位を伺えるチャンスを作った

コレが大きかったでしょう!

確かにこの上位へ行った選手たちは
調子も良かったかもしれません

しかし調子が良くても
あの悪天候だと心が折れたかも
しれないところを耐えて通過

本当のところはどうだったか
本人たちしか知り得ない
ところですが
このように結果は出ています

一方で調子が悪い選手にとっては
あの悪天候でのプレーは
心が折れる状況だったと思います

条件が悪いほうで
予選落ちした選手の中では
言い訳したくなるところ

でもあのように通過して
トップ10に入る選手も
いるわけですから
もう一度考えて欲しい

私なら
先週は自分の週では無かった
と思い、でも次に
自分にチャンスが来たときのために
どう準備をしていくか⁉︎
今一度考えます

先週は辛くても
毎週切り替えられるのが
ツアーの良いところでもあります

成績が悪かった選手は
切り替えて
自分の週になるまで
しっかり準備をしておき
良い結果になるのを
期待したいですね!

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。