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おでん~立命館大学ゴルフ部~

osakasyoun

今回は寒くなってきた今の季節にピッタリのおでんを紹介します。

おでんのルーツは拍子木形に切った豆腐を竹串で刺して焼いた豆腐田楽からきたとされています。「おでん」とは、宮中を支える女房が使用した女房言葉で、「田楽」に「お」をつけて丁寧にし、「楽」を省略して「おでん」になったと伝えられています。田楽とは元来、豊穣を祈願して笛や太鼓のリズムに合わせて舞った楽舞を指し、拍子木形に切った豆腐の形が、田楽舞に似ていたことからこの名がつきました。田楽舞は現在も浜松市天竜区で「西浦田楽“高足もどき”」として舞の文化が残っているそうです。
江戸時代には豆腐やこんにゃくを串にさして、味噌を塗って焼く田楽が庶民の惣菜として普及していました。関西では本来のおでんと区別するために、煮込みおでんを関東煮(関東炊き)といって区別しています。現在は手軽さと練り物や大根、昆布など冬の惣菜として人気が高く、全国民から愛される食べ物となりました。

また、地域によって具材に特徴があるのもおでんの特徴です。
例えば、北海道では具材には魚介類が多く使われています。ホタテやツブ貝、タラの白子などが入っています。さらにフキやワラビなどの山菜が入るのも特徴です。
また、関東地方のおでんは、かつおだしを効かせて、濃い口しょう油で味付けをした色の濃いつゆが特徴です。具材には、小麦粉で作られたちくわのような「ちくわぶ」、白身魚のすり身で作られたフワフワ食感の「はんぺん」が入っています。神奈川県小田原市には、地元の名産品であるカマボコを売り出そうと「小田原おでん」を発案し、梅味噌をつけて食べるのが特徴です。
香川県で食べられる「讃岐おでん」は、白みそベースの甘い味噌だれやからし味噌をつけて食べます。うどん店に置かれていることが多く、うどんと一緒に食べることが多くあります。
高知県で食べられている「高知おでん」は、かつお節、昆布、鶏ガラで取った濃厚なだしが特徴でじゃこ天や牛すじを具材に入れています。

まだまだ紹介しきれていませんが、地域によって味や具材が変わるおでんをぜひ旅行に行った時に楽しんでみてください。

以上ゴルフ部一回生の河上でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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ABOUT ME
立命館大学ゴルフ部
立命館大学ゴルフ部 関西学生連盟男子一部リーグ、女子二部リーグ 現在、1回生から4回生までで56人の部員が所属。そのうち8割がゴルフ初心者