全国1500万人の鮨キチの皆さま、鮨キチ寿司太郎でやんす
ここ2,3日日本列島雨模様、そんな鬱陶しい天気時に気分一新するにはサウナ&水風呂からの鮨屋へGO!
私目のルーティンであります✋
そんな私が当日向かわせて頂いたのが、名古屋テレビ塔近くにある
すし人(びと)酒伊(さかい)
名古屋市中区丸の内3-6-17 ksBEEビル 2F
052-253-8138
定休日・日曜日、ならびに第一土曜、祝祭日
営業時間・18時〜22時
※コロナ禍の現在、上記内容変更あるかもしれないので要確認、要予約
全国200超える鮨屋、寿司屋に行ってますでしょ?
入店前の最初の店構え見ただけで、店内やら品揃え,器,御主人の雰囲気まで大体分かるんですよ
そんな訳ないでしょ?
そんな訳あるんです✋
すし人 酒伊を一言でイメージを表す文言が頭に浮かびました、その言葉は
「婆娑羅(ばさら)」
カウンターに座ります。
名古屋という街、大都市は仙台、東京、横浜,大阪、京都、神戸、博多などの比べられうる大都市と違う「華美」さがありますよね
この「華美」は名古屋人の見栄っ張りや、ゴチャ混ぜ文化などにも通ずるものありますが、此の独特なセンス,気質は数100年前からあるものなんですよね
時は江戸時代中頃,御三家尾張藩7代藩主徳川宗春がいました。
時の将軍は8代将軍徳川吉宗
吉宗は質素倹約、緊縮財政政策の享保の改革を行いますが、尾張藩主宗春は恩知政要で「過ぎたる倹約はかえって庶民を苦しめる結果になる。」
と芝居小屋や遊廓、商人に対する過度な締めつけ解き名古屋の城下町は極度の賑わいを魅せるようになりました。
宗春自身も白い牛に乗り真っ黒の衣装に唐人笠被り,長いキセルで煙草飲みながら、供の者も華美な衣装で街中を練り歩いたりしたそうです。
錦の街は高級クラブ近くに風俗店あったりしますよね、名古屋は
銀座や北新地では考えられないことです。
此の様な歴史的事実と何処に起因するかは分かりませんが、先出の「婆娑羅」と表現させて頂いた理由(わけ)が此処にあるからだと感じた理由(りゆう)です。
そして縦割り横割りの論法でなく、たすき掛けの因数分解文化ですね、名古屋は
行って戻って交差する
能書き長くなりそうなんで、参りましょう(笑)
先ずはビール🍺で乾杯
そして、ニギリを3貫参らせて頂きます。からの
ケンサキイカ スダチと塩で
生トリガイ
ホシガレイ
ビール2杯目🍺
からの坊主ごろし
北陸で採れた天然岩海蘊(もずく)別名が坊主ごろし
食べると身体に良いので長生き、病気にならないからが名前の由来と
続き、三河湾の大きな3、 4年ものの
大蛤(おおはまぐり)
此処から一品一品に合わせたベストマリアージュ、ワインと日本酒をお願いさせて頂きました。
宮崎市の一心鮨光洋と同じ形式ですね
トロと苺を赤酢で
ロゼワインで🍷
アスパラガス茶碗蒸し
春を
ウド炊いたん、菜の花、煮ダコ
ホタルイカなめろう
少し火を入れたもの、こちらはワイン合いませんのでと辛口日本酒🍶
淡路島由良の赤ウニ
やはり甘さは絶品ですね✨
サヨリ
北陸より白エビ
ヒラマサ
赤身漬け
中トロ
トロ
いずれも赤ワイン🍷と共に流し込みました、夢の彼方へ・・・
〆は干瓢(かんぴょう)巻き
大アサリの味噌汁が喉、胃袋通り五臓六腑一つ一つの細胞に沁み入りましたよ✨
すし人 酒伊は、たすき掛け因数分解也
決められた公式に当て嵌まらない前後の組み合わせをネタ、旬,余韻,そしてワインと日本酒合わせて解いていく、即ち是名古屋文化其のモノかもしれませんね
今宵も楽しゅうございました✨
246店目