ツアー

中日クラウンズ

今週の男子ツアーは中日クラウンズ。
コースは名古屋ゴルフ倶楽部和合コース。
皆さんも知っているお馴染みのコースです。今週もコースを覗いてみましょう。

No.16 388ヤード PAR4


1Wで1オンも狙え、ティーショットでは色んなクラブ選択が考えられるホールです。
まずピン位置からどの攻め方が良いのか、そして風向きでクラブを選択していくことでしょう。ただティーショットを刻むにしても易しくはありません。打ち下ろしていきますが、飛び過ぎても枝が邪魔になったり、飛ばな過ぎても左の林が邪魔になったりと空中のバザードがところどころあります。
またドッグレッグしているホールですので、風向きも左サイドから打つ場合と右サイドから打つ場合でも変わってきます。
複合ライからの短いクラブのショットの精度、風の読み、マネージメントが試されるホールですね。

No.17 175(159)ヤード PAR3

距離はさほどないですが、グリーンの左右にはバンカー、そして風向き、強さが読みづらいホールです。
バンカーに直接入ってしまうと和合の柔らかいバンカーで“目玉”になってしまう可能性が大。そのため風の読みがとても大事なのです。なのに読みづらい…。間違えるというより急に違う風が…。
選手、キャディー泣かせのホールですが、打つタイミングを上手くとらえてティーショットしたいですね。

No.18 435ヤード PAR4

数年前に改造されてから難しくなったホール。予選通過や優勝争いも最後まで分からなくなりました。
ティーショットは左バンカーには入れたくありません。狙えない可能性が高いです。かと言って右へ行き過ぎるとOBがあるので注意したいです。
選手によっては2打目が180ヤード 以上残っても刻む選手もいるかもしれません。
そしてグリーンも傾斜が複雑です。乗せるところによっては2パットではいくことが難しいかもしれません。
このホールまでにある程度余裕をもって帰ってきたいですね。

例年ゴールデンウィークの時期で開催される春のピッグトーナメントという印象。
しかし一昨年は中止、昨年は無観客での開催でした。
今年は人数制限がありますが、有観客での開催。
熱いファンの多い中部地区、待ちわびていた人達が多いことでしょう。
今年のツアーは若い世代の活躍が目立ちます。
伝統のこの大会、次に王冠を手にするのは誰なのでしょうか?

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。