ツアー

賞金ランキング1位の理由(わけ)

先週のバンテリン東海クラシックは目下男子ツアー賞金ランキング1位の木下稜介プロのバッグを担がせて頂きました。

初コンビでした
火曜日の練習日から綺麗な、力強いドロー打っていました。8I 165
7I 175
6I 185
5I 195
4I 205
3I 225
横割れドローでなく、出球捲れ軽く右目に出て落ち際にスーッと左に、ターゲットに落ちるドローなので球をグリーン上で止められる。男子ツアープロしか、しかも頂上で戦っている選手しか打てない生粋のドローボールでした・・・
木下稜介プロ、三好ではFWキープ率、パーオン率満足行くものでは無かったと思います。

しかし、上手いより強い、長年に渡り結果だし、頂上に居続けられる選手に共通する、絶対的なモノを木下プロに見ました。
それは?

①入れごろ外しごろのパットを沈めるチカラ
試合中で2〜5㍍のパットって生命線ですよね
スタートして3㍍のパット、これを入れたらアンダーの世界へ、外せばオーバパーの世界への岐路パット(笑)基本的に調子がバチバチ良い週なんて年に何回も無いと思うんですよ、しかしツアーで戦っている以上は調子がイマイチな時でも結果を出す必要性がある訳ですよ、ツアープロは
勝ゴルフよりも負けないゴルフ
この全ての生命線の2〜5㍍のパットですね、距離感、タッチ、決め打ち、柔らかさ、読み、反復性高いストローク。

木下稜介プロ強さの源泉ですね

②諦めない、引きずらない、現状を受け入れるチカラ
2日目の最終ホールNo.18、6㍍のパーパットが残りました。

全英オープン予選通過しアメリカへ、同級生である松山英樹プロとのラウンドや会話、試合で見つけ感じたのが、向こうのトップ選手の粘着力だったと
距離関係なく入れてくるパッティング、絶対に入れます。

6㍍のパーパットは適正な距離感で良い角度からインしてナイスパーでした
強めでガチャーンパット打つ方いますよね?
これ入れなきゃ負け、ダメ的なモノを創り
しかし、個人的な見解から言わせて頂けば、それをしたら全てか壊れてしまう、、、築き上げてきたリズム、タッチ、イメージ
届かなきゃ入んない。この言葉は正論の様ですが、私は強い違和感覚えます
あくまでも自分の物差しを貫き徹すべきだと思います。
金曜予選落ちしても日曜日終わっても宮本勝昌プロは会場で専属トレーナーより時間かけ身体ケアしてから帰路につかれます。
良いから悪いからでなく、常に静かに自分のルーティンを貫く勇気、コレが本当の強さで長年ズーッと山頂部分に居座り続けられる根幹、源
話戻します。

木下プロ、自分のイメージ、タッチ、強さ、ライン取りを自己完結できる能力、首尾一貫されていました。コレを強さと言います。

即ち引きずらない、現実受けいれ今出来ること、すべきことに集中する、先を勝手に読まない自己に対する戒めと謙虚さ
この形而上学的な表現の裏には当然、極めて高レベルな毎日の積み重ねによる「技術」と言った裏打ちがあるからこそなのですが、個人的に非常に強い印象、衝撃を受けました✨


osakasyoun

③笑顔と明るさ素晴らしい人柄
コレはね、全く個人的な思いですよ(笑)
人って色々話しして、共通の仕事に取り組むとしますよね
その人柄、人間性って
分かりますよね?
プロキャディたるもの、プロフェッショナルなのだから数字のみを追求して、人柄や数字以外のモノを排除し仕事に徹するべきだ!
僕には出来ないですし、考えられない
例えばキャディは戦場で武将に付き添う共侍ですよ、親方、ボス為に命懸け戦うのに僕には其の根本、背骨となる人間性、大まかなベクトルの方向、価値観を無視して一緒に仕事は出来ないし、魂売ってまで自分の人生の時間を切り売りしたく無い
色々な価値観あって良いんです、あくまでも僕の思い。

木下プロは、その惚れさせるモノを持っている
それは雲の上の存在ですが(笑)、ジャンボさんが偶に見せられた全ての人間のハートを射抜く、はにかむ笑顔であったり
山頂部分に居座り続けてこられた方々しか持たない、表現するのは難しいですが、「それ」
コレから男子ツアー終盤戦、秋の陣に入ります。

皆さま、今まで以上に木下稜介プロに注目してご覧に頂ければと思います。
2年ぶりに行かせて頂いた男子ツアーは、沢山の若い選手がいて浦島太郎状態だったりしましたが(笑)、メチャクチャ楽しかったです😄
そして何より、あーでもない、こーでもないと色々話ししながら共通目標に向かい仕事するのが楽しく充実し自分に向いているんだなぁ〜と再認識させて頂けた1週間でもありました🎶
今週はスタンレーレディースでイボミ選手とのコンビ
夕方新幹線で会場に向かいます🚅


ニチコン


丸安産業


ジャパンクリエイト


ecc

ABOUT ME
小岸 秀行
1973年11月8日生まれ。立命館大学経営学部中退。 1995年福澤義光プロのキャディーをきっかけに、ツアーキャディの道へ。過去に岡本綾子プロ、細川和彦プロなど、2008年から5年間矢野東プロと専属契約。2013年からは川村昌弘プロと専属契約し「パナソニックオープン」優勝。 2019年度は女子ツアーメインで参戦する。 通算6勝