こんにちは。ゴルフ部2回生の田中です。
今回は、アメリカニューヨーク州で起きた同時多発テロ事件のご紹介に加え、今日のアメリカがテロ問題とどのように向き合っていくべきであるか考察していきたいと思います。
アメリカ同時多発テロとは、2001年9月11日の朝にイスラーム過激派テロリスト集団アルカイダによって行われた、アメリカ合衆国に対する4回の協調テロ攻撃で、この事件を通して2977人の死亡、25000人以上の負傷者が発生しました。
発端は、アメリカ合衆国北東部の空港からカリフォルニアに向けて出発した旅客機4機がアルカイダのテロリスト19人にハイジャックされ、アメリカン航空11便とユナイテッド航空175便の2機は、それぞれロウアー・マンハッタンのワールドトレードセンター複合施設のノースタワーとサウスタワーに墜落したことです。
そして、この事件を契機に、テロ組織との紛争が絶えず繰り返されています。
では、テロ問題とアメリカ合衆国はどのように向き合っていくべきなのでしょうか。
今日、世界では宗教や民族、政治的対立による紛争、克服されない貧困、脆弱な統治機構など、さまざまな要因を背景にテロ行為が起こっており、最近では、昨月26日に首都カブールの国際空港の近くで大規模な自爆テロが起き、アメリカ軍は軍の兵士など多数が死亡したことへの報復として過激派組織ISの地域組織に対し無人機による攻撃を行いました。
そこで、これまでの一連のテロ問題を鑑みると、テロ問題が起こる理由として、被害を受けた国側が報復する行為自体に正当性が担保されていることにあるのだと考えられます。
「やられたらやり返す。倍返しだ。」
というフレーズが日本では流行しましたが、この考えを国際問題の場で正当化してしまえば、テロ組織との関係を悪化させるばかりか、テロ行為の助長を促してしまい世界の平和が実現できなってしまいます。
アメリカ同時多発テロから20年経った今、私たちは自分と異なる境遇に生きる人々と共存するために、どのようなことを考えなければならないのでしょうか。
この投稿を通して、少しでも多くの方がお考えになられれば幸いです。
以上、ゴルフ部2回生の田中でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。