ツアー

宮里藍サントリーレディスオープン

今週のツアーは男子はお休みですが、女子はサントリーレディスが開催されます。

コースは六甲国際ゴルフ倶楽部。今週も終盤のホールを少し覗いてみましょう。

 

No.16 160ヤード PAR3

グリーン手前から左サイドに池があります。グリーン面も大きく見て3面に分かれ、それぞれピンのある面に打てないと難しいパッティングが残ります。

最終日にあると思われる左面のピン。傾斜を使いながら狙うのか?それともピンへ直接狙うのか?

距離はそれほど長くはありませんが、ショット、パターの技量が試されるホールですね!

 

No.17 521ヤード PAR5

ティーショットでは若干打ち下ろしますが、2打目からは打ち上げるPAR5。

まずティーショットで気になるのが右サイドにあるバンカー。飛距離が出る選手でない限り右へ打ってしまったら入る可能性があります。

しかし入ってしまってもそこまで厳しくはなく、ある程度打っていけます。

しかし左側に見えるグリーンエッジまで100〜130ヤードほどのところにあるバンカーに注意しながら打たないといけません。

確実に越えれば良いのですが、入ってしまうと厳しい3打目に。

そうならないためにどこへ何ヤード打っていくかしっかり決めないと難しいところからの3打目になってしまいます。

飛ばしていけるならバンカー越え、難しいなと思えばエッジまで70ヤードほどの右バンカー狙いで打っていきたいですね。

ちなみにフォローの風が吹いたり、また飛距離が出る選手なら2オンも可能でグリーン手前は悪くはない場所。
ピン位置、ティーショット次第で行くのか、刻むのかという判断になりそうです。

2オン狙いの2打目である程度勝負するのか、それとも得意の距離を残して3打目勝負なのか⁉️

優勝争いではバーディーを取りたい、そしてイーグルの可能性もある面白いホールになりそうです。

 

No.18 425(402)ヤード PAR4

ティーショットではかなり打ち下ろし、グリーン周りもバンカーや池が配置されている風の読みが大事になるホールです。

ティーショットでは右目にターゲットを取ったほうが良さそうです。

左側からの2打目はバンカーが連なっていて、そのあたりからのショットになります。

池、バンカーも越えていかなければならないためダフりは禁物。少しのミスが大変なことになることも。

一方、右サイドはティーショットで目に入る右バンカーはアゲンストの風が吹かなければ越えていきそうです。

そしてラフへ行っても花道を使えるので良いのでは⁉️

ただ左下りの傾斜からの2打目で、さらにグリーンの傾斜が右から左へしていますので止まりづらいということがありますので、このあたりに注意しながら2打目を打っていきたいですね!

全米女子オープンは笹生優花プロが優勝しましたね❗️

さらに畑岡奈紗プロとの日本人同士のプレーオフ。

こんなことが起こるとは思いませんでした。松山英樹プロのマスターズ優勝から日本のゴルフも動き出したのでしょうか⁉️

今後も今まで見られなかった光景が見られるかも⁉️

このサントリーレディスでも凄いプレーに期待したいですね。

 

 


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ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。