今週はいよいよ2021年男子ツアーが開幕します。会場である東建多度カントリークラブ・名古屋のコース状態はどうなのか?気になるホールを覗いてみます!
No.8 452(431)ヤード PAR4
この東建多度カントリークラブ・名古屋はグリーン周りやティーイングエリアが林に囲まれているホールが多いコースです。
そのため身体が感じでいる風と実際の風向き、グリーン上の風向きが違うことが多いのです。
この8番ホールはそのように風が回るホールの1つです。
ではティーショットから順を追って見ていきます。
ティーショットはアゲンストの風が吹いていなければ正面バンカーの左端がダーゲットになるかと思います。
大きく左に曲げない限り、左に行っても傾斜に当たって落ちてきます。
良いショットをすれば風も特に影響を受けないでしょう。
次に2打目ですが
この2打目が厄介です。
奥に左にと林で囲まれています。
なのでグリーンの上空と下ではボールの飛び方が変わります。
練習日の風向きであれば右からのアゲンストの風が吹くのですが、その風が左側の林に当たって逆向きになって帰ってくることがあります。
なのでボールの高さによっても飛び方が変わります。
どのように飛ぶか想像も出来ない何とも厄介なホールですが、ここを何とかパーで切り抜けたいホールです。
No.16 177(155)ヤード PAR3
こちらのホールも8番ホール同様風向きが林の上と下で変わることが多いホールです。
強風が吹くと林に囲まれているので林に当たってときより逆風が吹きます。
本当に上と下で違いますのでボールの飛び方が“2段回”、左へ行って落ちぎわに右へ行くようなことが度々起こります。
このようなことがあるので選手、キャディー泣かせのホールとなっています。
ただ優勝争いしている人たちにとっては仕方がないとは言っていられません。
風の読み間違い、思いもよらない風が吹いても何とかパーで上がれるルートを考えながらラウンドしているハズです。
前後のホールがバーディーの出やすいホールですので何とか波風立てずにこのホールを通過したいですね!
No.17 518ヤード PAR5
男子ゴルファーにしたら長くないPAR5。是が非でもバーディー、もしくはイーグルが欲しい左ドックレッグのホールです。
まずティーショットですが、ターゲットは左バンカーの右サイド。
飛距離の出る選手なら左バンカー越えになるでしょう。
2打目はティーショットでアゲンストの風が吹いていなければ、多くの選手はエッジまで200ヤード前後のショットとなるでしょう。
良くある風向きとしては左からの風。
フェアウェイ右サイドから2打目を打つのと左サイドからでは、もし同じ距離でも飛び方が変わります。
なのでこのあたりを注意しながらピンを攻めていって欲しいですね。
先週のマスターズで松山英樹プロが悲願の初優勝🏆
他力本願ですがゴルフブームになりそうなこの流れにプロも乗らないといけませんね。
ファンサービスはただサインをする、ボールをあげるということではなく、結局のところプロであり続ける限り1番のサービスは、“良い結果を残すこと” ではないでしょうか⁉️
やはり強くなければ盛り上がらない。
特に若手のプロがドンドン出てこなければ!
特に若手にとっては今週はチャンスです。
まだ海外から入れない選手などがいるためQTのランキングではかなり降りてきています。
そのようなQTから出場権利を持っている選手たちも今週で人生が変わるかもしれません。
人生かけた選手も中にはいるのかも。
そんな熱いプレーを見せてもらいたいですね❗️