新年はじめての投稿となります、鮨吉寿司太郎でやんす
本年も宜しくお引き立てのほど🙇♂️
さて、、大変な状況続きますね
色々な鮨、寿司を求めて、見極め探し食べ歩くのが私、寿司太郎の人生の楽しみの一つではありますが、この様な状況では中々脚が外に向きません
しかし、先日どうしても身体が欲してしまい、禁断症状ですね(笑)
参らせて頂いたのは、都内の芝、浜松町にある
鮨 浩也
昨年7月に若い親方が店を立ち上げられた、まだ新しい店
だからこそ、まだ第三者の評価少なく雑音に邪魔されず自分自身の目、耳、肌、頭、舌だけで対峙出来る絶好の機会✨
ま〜、そんなに仰々しいものでなく単に知らない鮨屋に行きたかっただけですけどね(笑)
この状況下で早めのスタートとなりました。
当日は敬愛する方との二人鮨
先ずは
ビターな風味がビール好きの本能を刺激する地ビールで🍻
そして、寒い北風ピューピュー吹く中を歩いてきた身体が喜んだ
牡蠣と椎茸、葱の汁物
出汁に澱みなく三ッの食材からの旨味が絶妙な塩梅でした
鯖棒鮨を炙って
俗に言う「名刺がわりの一貫」
親方が一番好きなネタは鯖だそうで、鯖に対する拘りを、一貫めに持ってきた辺りからも、コレからの流れの布石かな?と
店内で炭を使用して炙るので
「煙立つので少々我慢してください(笑)」
窓少し開けて換気
スミイカ
スダチと塩で
シャリも変えてくるかな?
ヤハリ・・・
地ビールもう一本🍺
鰆 五日寝かせて背身と腹身を二枚重ねで
スミイカ時と変わり、赤酢のシャリと、トロけるような香り立つ腹身と凛とした背身とのマッチング絶妙✨
ここで、栃木県仙禽(せんきん)の、其の名も
雪だるま⛄️
濁り酒なのですが、何と表現すれば良いのか、、想像される濁り酒から酒の重たさを抜き、その代わりフルーティなミントのような風味を加味し、良質な甘ったるくないシャンパンの様な軽快さも持ち合わせたのが、この
雪だるま⛄️
そして
本鮪天身
アメリカ大西洋に面するノースキャロライナより、部位は赤身の中の赤身、天身を
本鮪中トロ
長万部(おしゃまんべ)北寄貝
「貝は少し火を入れた方が甘み出るのと、長万部(おしゃまんべ)の北寄貝は肉厚で私は一番好きです。あと、甘さと食感柔らかな裏面を表にすることにより、より長万部の北寄貝の甘みと旨味をダイレクトにご堪能頂けるかと思います。」
私中で今まで食した北寄貝で一番美味でした✨
愛知県山忠本家酒造の義侠を一合🍶
ニタリ鯨
良い意味での裏切り
あの新鮮な鯨独特の肉感と香り脂のり
大好きですよ、私は✨
鯵
下関沖のノドグロ
義侠二合から秋田県山本合名の、其の名も
ど辛🍶
フグ白子
白子とシャリを混ぜ混ぜすれば、まるでパルミジャーノ、レッジャーノチーズのチーズリゾットですね(笑)
濃厚クリーミーな白子とエッジ効いたシャリに辛口日本酒🍶ベストマリアージュ✨
セコガニとイクラ
ど辛二合から京都の澤屋まつもとの守破離
京都伏見の松本酒造の守破離🍶
タチウオ
肉厚なタチウオから丁寧に取られた出汁をジュレにしてタチウオと絡めて
車海老
鰯四枚重ねて
四方向から鰯の脂の旨味がシャリと口中でトロけ絶妙でした✨
〆は玉子
初めての店でしたが、宮崎の一心鮨光洋の様なツマミ、ニギリと提供する酒のバランスを考え、親方の頭中で組み立てて行かれる手法での展開かな?と感じました。
だから、基本的にはお任せコース何タイプかだけで完結します。
お腹一杯召し上がって頂きたい、、の思いがあるそうです。
親方が修行されたのは日本橋の高級、有名店でない寿司屋だそうです。
そこで何を思い考えたかは、若き親方の今後の鮨に現れ、また其の生き証人になる価値がある鮨屋だと私は感じました。
そう、それこそ飲ませて頂いた松本酒造の「守破離(しゅはり)」と言う言葉がピッタリ来るかな?と
何にせよコンゴが楽しみな鮨屋です✨
上記以外にも4、5品あるも写真撮り忘れ
瓶ビール二本
日本酒六合
福沢諭吉二枚と野口英世五枚
今宵も楽しゅうございました✨
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