プライベート

歴史あるいぶすき開聞岳コース

いわさき指宿シニア

3日間でギャラリー3000人が入った

ギャラリーテントとも併設された

いつもはここがシニアの最終戦になるが、今シーズンは開幕戦のかねひでシニアが延期になり、沖縄で今週開かれる

開聞岳コースは、男子ツアー最終戦もやっていたことで有名

18番パー5の左手前バンカーは数々のドラマを生んできた

この深さはあまり伝わらないがバンカー内に入ると空しか見えない

倉本プロと同級生の牧野裕プロも入念なチェック

このバンカーでも先輩キャディ、元青木功プロの中居さんから逸話を聞いたことがある

中居さんがキャディをやりだしたころ、青木プロがこのバンカーに入り、何の気なしにサンドウェッジを渡そうとしたらしい

ピンは左手前

そうしたら青木プロは、

「なんでお前がきめつけるんだ!?」

と言って9番アイアンを抜く

その9番アイアンをおもいっきり開き、凄いスピンをかけてピン手前に止めた

これを聞いて以来、私は選手のクラブを勝手に抜いて渡すことは控えた

戦時中から数々の物事を見てきた開聞岳

そんな山にいつかは登ってみたい

ecc
ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。