こんにちはサムライです。
先々週から3週に渡り慣性モーメントのお話し
ゴルフクラブの用語で慣性モーメントという
言葉は幾つかあり、代表的なものは
●ネック軸回り慣性モーメント
●ヘッド左右慣性モーメント
●クラブ慣性モーメント
慣性モーメントとは回転(動かす)のしにくさを数値で表したもので
値が大きいほど回転しにくくなります。
ゴルフクラブではヘッドを開いたり閉じたり
インパクト時のヘッドのブレや
スイング時の振り心地などに当てはまります。
3週目のラストはクラブ慣性モーメントをご説明
言葉通りにクラブ全体の慣性モーメントになり
クラブをスイングした時にかかる数値になります。
大雑把なイメージでお話しすると
数値が小さいとクラブを操る力が少なくて済み
数値が大きいとクラブを操る力が多く必要になります。
スイングへの影響として数値が大きいと
バックスイングでクラブを制御出来ずに
オーバースイングになる傾向や
インパクトに間に合わず振り遅れる傾向になります。
大きい数値のものを上手く操れればインパクトの衝撃も
大きくなるので飛距離にも繋がりますが
操作性という面では操りずらくなります。
クラブの慣性モーメントを統一することで
セットの振り感を合わせることも可能です。
その際の注意点としては数値を合わせても
ヘッドの形状によりインパクトのタイミングは
微妙に違ってくるためFP,重心などのヘッド性能も
考慮してボールポジションを決めないといけません。
ドライバーからウェッジまで同じ形状ではないし
ボールへの当て方も違うので、すべて同じ数値にしても
結果が出るものではありませんので、
クラブの慣性モーメントに興味の湧いた方は
知識のあるゴルフ工房を探してご相談を。
スイングウェート(バランス)などに拘るより
クラブの慣性モーメントを考慮したほうが良いゴルファーも沢山いますね。
では。
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