ツアー

ヤーデージブックの変遷

ご無沙汰しております。皆さんいかがお過ごしでしょうか⁉︎ 新型コロナウィルスの影響で国内女子ツアーも開幕から2試合が中止。皆さんのお仕事にも影響が出ているのではないでしょうか?

そんなことで私たちキャディーも仕事がなく、時間を持て余していますから何もしないでいるのもどうかということで、今しか出来ないことって何かなぁと思い、今一度メモの整理をしていました。そしたら色々と見てしまい作業が進まなかったのですが、皆さんにもこの20年間のヤーデージブックの違い、進化を見てもらおうと思い、書いています。

20年以上も前のヤーデージブック。これはトーナメントの運営会社が簡単に作って選手やキャディーに配っていたものです。当時の女子ツアーはまだメモを作って売っている人がいなかった時代。このメモにさらに書き込んで使っていました。私もまだ駆け出しの頃ですから全然書き方分かっていませんね😅

これは今現在男子ツアーでフジサンケイクラシックの開催コースの富士桜カントリー倶楽部のメモ。以前女子ツアーも2003年までフジサンケイレディスクラシックとして使われていたコースでしたのでそのときのメモ。絵が全然違いますね❗️今では高低差などは距離を測るレーザー距離計でも一緒に測れますからだいぶ楽になりました。この頃私は高度計で測っていたなと。あと90年代後半ごろにレーザー距離計が出て来たと思っていますが、それ以前は距離を測るのも大変だったと推測できますね!

またこの2002年前後に傾斜計

この持ち運び易くグリーンの傾斜が測れるというこんな物も出てきました。

この機械を使って個人的にメモに書き込む人がこの頃から増えてきましたが、2007,8年あたりからキャディー何人かで集まってグリーンの5ヤードごとの傾斜を測りグリーンメモを作っていくようになり最近のメモの型になっていった気がします。

 


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でも2000年ごろからヤーデージブックを作って販売してくれる人が出てきても、まだコース側などから許可が出ずメモが無い試合もありました。

大事なQTなのに、しかも練習ラウンドの時間も限られる中でスコアカードを表紙に作りました。今と比べると簡単なメモ。ただのお絵描きですね😅

同じホールを今のメモで見ると

違いすぎる〜😂

先程の傾斜計の話に戻ってしまいますが、今は

グリーンブックというグリーンだけのメモも出てきています。進化が凄い❗️昨年のルール変更でメモのことも書かれてるぐらいですから。ちなみにこれは1ヤードごとの傾斜が書かれています。値段もヤーデージブックよりも高い。ただ先程のようにメモを作ったことがある人からすれば、ヤーデージブックもグリーンブックもその労力、時間からすれば高くはないですよね。

話がだいぶ前に戻りますが最初の写真

皆さんもコースに出るときに大切なことが抜けています。

字が汚い、全然メモらしいことが書けてないって言うことでは無いですよ❗️😅

方位です!東西南北を示す方位。これが何故か昔のメモに書いていなかったのですよね。これは結構大事なことで、今は天気予報アプリで天気予報を見れば1時間ごとの風向きの予報が見られます。これで予想出来ます。またコースでの方向感覚ってズレませんか?ホールが並んでいて “いってこい” のホールでも若干角度がズレていて思っていた方向と違うとき。このようなことがあるので方位はかなり大事になります。だからプライベートでゴルフするときに良く思うのですが、最近カートにはコースナビが付いているのが多いですが、高低差は見れても方位が付いているのを見たことが無いのです。あれに方位が付いていたら良いのになと思っているのですが…。と言うことはまだまだ進化出来るってことですね❗️

ヤーデージブックの進化いかがでしたでしょうか⁉️

この進化が選手の平均ストロークなどの成績に少なからず影響を与えていると思います。メモもまた新たな進化があるのか。今年もこのヤーデージブックとともに選手もキャディーも戦います👍

 


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ABOUT ME
関根 淳
関根 淳
1975年5月24日生まれ。日本大学卒業。通算2勝。 空気のような存在で居たい。終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在で居たい。 しかしクールの中にも煮えたぎる熱き思いが、スポともGC通信で爆発するかも、、、 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2015年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアー参戦する。 2019年は片山晋呉プロ、堀川未来夢プロ、脇元華プロのキャディーを務める