プライベート

ゴルフと野球

少年野球、中学野球部に入っていた私にとっては、金本さんのこの企画に携わることができて嬉しく思います。

そして金本さんが着ているゴルフウェア「チュース」が、私のゴルフウェア・スキーウェアを提供してもらっているメーカーなので、更に嬉しく思います。

金本さんといえば豪快なスイングでのホームラン!

350ヤードというとゴルフをやっている人はわかりますが、一般の方はピンとこないでしょう。

350ヤードを「メートル」に換算すると320メートル。

野球でバックスクリーンに放り込むのが約120メートル。ホームランの約3倍の飛距離。

ドーム内の看板に当てる特大ホームランでも推定150メートル

350ヤードは特大ホームランを2倍しても足りない飛距離

この企画がどれだけ飛距離に特化して大変なことだかおわかりになるでしょうか?

ゴルフボールは野球のボールの大きさでもなく、バスケットボールの大きさでもない。

ピンポン球のサイズと似ているところがある。ピンポン球が350ヤード飛ぶわけがない。

こう考えるとゴルフというスポーツはより遠くに球を飛ばせる可能性を含んだ魅力的なスポーツである。

キウイ理論では、この飛距離を出すためのスイング理論が語られている。

ここで皆さんが勘違いしてはいけないのは、これをマスターしたからと言ってスコアに結びつく限らないある。

レッスン動画でも言っているのだが、「あくまでも飛距離に特化した理論で、ツアープロには教えない」ということである。

多くのツアープロはアッパースイングを嫌う。

しかしティーアップをしたボールを打つにはアッパースイングのほうがより遠くに飛ばせる可能性が生まれる。

ツアープロもボールを飛ばしにかかった時はフォローの風に乗せる為にアッパーで打つことはよくあることだ。

金本さんはあくまでもホームランバッターのイメージが強く、これがランナーを返す為のヒットを狙うスイングだったら少しダウンスイングにバットを出すかもしれない。

少なくとも私が少年野球で教わってきたことは、ランナーを進塁させる為にはフライを打ち上げるな!ということであった。

なので簡単にまとめると、スコアを作るときはダウンブロースイング、飛ばしたいだけならアッパースイングということであろう。

(風がアゲンストは除く)

350ヤード!

やはり金本さんのカラーからすると豪快なアッパースイングで達成できているところがこの企画の素晴らしさである。

キウイ理論とマッチングした人選であったし、金本さんが更に好きになってしまった。

今度は金本さんのスコアをよくするという企画でしたら、私達キャディ仲間が企画に貢献できると思うので、その時は宜しくお願い致します。

https://ytv-athlete.jp/category/kanemoto

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ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。