四国、香川県高松市
小豆島や数々の島があり、瀬戸内の豊かな漁場を目の前にする高松
有名な鮨屋も沢山あります、その中でお邪魔したのが
鮨処 やまと
外観は街中にある、どこの街にもありそうな鮨屋でしたが、、、
拘りと熟練、洗練された素晴らしい店でした。
先ずは、カウンターに陣取り生ビール
親方に、ネタを聞きツマミから
イクラ、ウニ、マグロ以外は全て地物、瀬戸内で獲れたものを用意させて頂いています。
嬉しい言葉ではありませんか、、、まずは
名古屋フグ
厚めに切られた、名古屋フグのブツ
スダチ絞りポン酢に、チョンと浸し口中に入れ噛むと、トラフグ以上の歯応えと旨味が✨
九州のもり田、あさ海などでも重用される彼岸フグと名古屋フグ
呼び名は違えど同じフグでして、正式名称はショウサイフグ
高松や松山では名古屋フグと言います、その由来は、このフグは毒性強く皮、肝、全て猛毒あり取り扱い要注意
毒性強いため、それらの部位を口にすると
「終わりになる、、尾張になる」
からの由来
トラフグ刺しを「てっさ」と呼びますが、鉄砲刺身の略
その心は?
当たると死ぬ・・・
次も瀬戸内海の
カワハギ肝和え
カワハギの透き通る美しさと淡白な旨さに肝の濃厚さが絶妙
ここで、生ビール2杯終わり、地元香川県の悦凱陣(よろこびがいじん)
キリッと喉越しもサッパリも舌先に余韻残す琴平の酒
瀬戸内のアオリイカ ウニ乗せ
歯応えと、ねっとり感、最高ですね
悦凱陣2合頂き、次は
徳島の山間部にある日本一小さな酒蔵
那賀酒造のアサヒワカマツ
いやぁ〜、パンチ効いたヘビー級の酒ですね
細かに着飾った風なく、生まれたままの生姿で佇む体ある豪快なアサヒワカマツ
瀬戸内のアナゴ
白焼きでワサビ、海苔で巻いて
横に添えられるは今年で創業150年迎える神戸を代表する
甲南漬が
ウナギやアナゴと、この甲南漬は最高の相性なんです✨
お取り寄せも出来ますので、皆様にも御賞味頂きたいですね✨
ココでニギリ
日本酒も
フルーティーな香りと口当たりの柔らかさ
アサヒワカマツと対局にありますね
まずは瀬戸内の
小鯛
瀬戸内のアオリイカ スダチと塩で
瀬戸内の名古屋フグ
この名古屋フグですね、、個人的にはトラフグ以上に美味と思うフグでして、この身のブリブリ感と噛むほどに旨味感じる名古屋フグ
絶品ですね✨
瀬戸内のカワハギ肝乗せ
そして〆は
玉子焼き
甘さある懐かしささえ感じる鮨処やまと、の玉子焼き
香川県高松市に来て、豊穣なる瀬戸内の恵みを、親方の職人としては高い技術に、人としての器の大きさは鮨に投映させる鮨道
守破離
の「離」を感じさせて頂いた素晴らしい店でした。
四国高松は鮨処 やまと
今宵も楽しゅうございました✨
生ビール2杯
日本酒6合
ツマミ、ニギリ多数、諭吉2枚
189店目