ツアー

カシオワールドオープン

今週の男子ツアーはカシオワールドオープンです。来週の日本シリーズに出場出来ない選手にとっては今週が最終戦。賞金シード争いはここで決まります。今大会も高額賞金の大会ですから、まだシード権に全然届いていない選手にもチャンスがあります。

では今週も勝負どころの終盤のホールを少し見てみましょう。

No.16 470(325)ヤード PAR4

このホールだけ変わりました。グリーンの右手前が大きくなり、以前より池が効いてくるようになりました。その改造もあったからでしょうか、ティーを前方に出す可能性もあるようです。

ここからだと例年のようなフォローの風が吹けば飛距離の出ない選手でも1オンを狙えます。ただナイスショットでもグリーン上に止まらないことのほうが多いでしょう。奥は

またさらに奥に下っていますので、このあたりからのアプローチ勝負になるかと思います。

中には刻む選手もいるかもしれません。フェアウェイはずっと下っていますので、フォローが強くなればなるほどどこに止まるか予想がつきにくいので、刻むティーショットも難しいのではないでしょうか。となるとやはり1オン狙いなのでしょうか⁉︎

前方のティーからの話でしたが、次に最初のほうの写真の例年のティーイングエリアからですと2打目はエッジまで150ヤード前後の所からになるでしょう。フェアウェイから打てれば風や打ち下ろしぐらいを計算すれば良いのですが、左右にブレてしまうと

左サイドはバンカー、そして場所によっては前方の木まで邪魔になります。では右は

つま先上がりのライに池越えでグリーンを狙わなければなりません。飛ぶか飛ばないかジャッジが難しくなります。やはりフェアウェイから打ちたいですよね。

 


pxg

 

とにかくこのホールは前方、後方どちらのティーを使用するにもティーショットの出来がかなり重要になるでしょう。

No.17 420ヤード PAR4

先程の打ち下ろしの16番ホールから今度はグリーンまでずっと打ち上げていくホールです。例年の風が吹くのであればアゲンストになり、難しくなります。

風が無かったり、フォローであればこのバンカー越えを狙いたいと思っている選手は多いハズです。これを越えないと右の方へ打ちたくなります。右へ行き過ぎると

つま先上がりのライから打ち上げるラフからのショットになります。グリーンも全体的に左奥から右手前への強い傾斜があり、奥にも行きたくないと心理的にも嫌な感じになりますので易しくはありません。なのでアゲンストのときはかなり狭い所へのティーショットする感じになります。難しいですね。こちらもティーショットの出来がかなり大事になります。最後のPAR5の前に終わってしまわないようこの2ホールは耐えたいですね。

このKochi黒潮カントリークラブは広いのでティーショットが曲がっても2打目から良ければという印象が強いのですが、終盤のこの2つのホールなど意外とティーショットの出来がポイントとなりそうです。

いつもツアー中は試合が終わったら 「また来週」と挨拶して家へ帰ったり、次の会場へと向かいます。しかしこの大会が終わったら「また来年」と挨拶を互いにしながら帰っていきます。ただ日本シリーズに出られる選手はゆっくり翌週へ向かいますが、シード権を取れなかった選手やシード落ちした選手たちはすぐにファイナルQTへと移動していきます。休みに無しで翌日の月曜日には練習ラウンド、約10日間の戦いに。『また来年』という言葉から、来年の開幕戦には『今年もよろしく』と言えるように❗️

シード権のボーダーライン上の選手は人生をかけた戦いになる。そんな1週間でしょう。

 


pxg

 

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。