ツアー

HSBC champions

先週のZOZO championship に引き続き今週はWGCシリーズのHSBC champions にチャン・キム選手のキャディーで来ています‼︎

私自身HSBCは初めて来たんですが、コースのイメージは優勝スコアが20アンダー近くになるとは到底思えませんでした。。

長い距離に加えてラフは全てバミューダ芝、グリーンもアンジュレーションがすごくグリーンを外せば全てバミューダ芝に吸い込まれるようにセッティングされています。。

ドライバーの飛距離はもちろんなんですがフェアウエイキープ、アイアンの正確なキャリーと方向性が求められます‼︎

特に優勝争いをする中で私が注目するのは17番のパー3と18番のパー5です‼︎

17番の距離は200ヤード前後、右からのアゲインストの風が強いホールです。

グリーンの右半分は右の池に向かって強烈な下り傾斜で、グリーン左のバンカーからのショットは下りのマウンドにキャリーするためスピンがかからずどこまで転がるかわかりません。。

18番はティーショットのキャリーポイントが見えずイメージが出しづらいですが、フェアウエイを捉えると2オン可能なホールでイーグルも狙えるホールです。

大体の選手がセカンドショットを左足下がりから打つのでボールの高さ正確キャリーが求められます。

少しキャリーが足りないと手前の池、グリーンセンターにキャリーすると奥が下り傾斜のためグリーンをこぼれ落ちる可能性があります、、

この2ホールは天国と地獄が待っています‼︎

キャディーは祈るしかありません。。

現在はマキロイ選手の15アンダーを筆頭に混戦模様です。トップの選手が1打差で17番18番ホールを迎えた時どのような球筋でどのようなマネジメントをするのかとても楽しみです‼︎

私も、チャン・キム選手と最後まで頑張ります‼︎

 

ABOUT ME
出口 慎一郎
「いでぐち」と読みます。 1983年長崎県五島列島生まれ。 2011年ツアーキャディの道へ・・・約30人の選手のバッグを担ぎ、2017年はISPSハンダ マッチプレー選手権で片山晋呉プロ、マイナビABCチャンピオンシップでは小鯛竜也プロキャディとして初優勝、2勝目をあげる。 2019年度も昨年同様に星野陸也プロとコンビを組む。