ツアー

連日雷雲によるサスペンディッド

大東建託・いい部屋ネットレディス

雲が取れれば逆さ富士が写る16番ホール

初日午後組のラストグループ

午前組は快晴で皆ホールアウト

午後から富士山の麓だけあって雲行きが怪しくなる

私達ファイナルグループは結局5ホール回り、中断!

夕方5時まで3時間待ったが再開の見込みなしでサスペンディッド

後日は、残りの13ホール回った後にそのままスタート!

そして初日の午後組がハーフターンで入ってくることになった!

ちょっと待てよ。

13ホール回って、約1時間後に9ホール!

そしてまた、約1時間半待って、また9ホール!

これって資生堂アネッサでトップスタート、4ホール回って中断!

5ホール回って、第二ラウンド突入!

9ホール回って、約1時間半待ち、そして9ホール!

なにがなんだかわからなくなっていく。

その間選手は練習できない。

18ホールスループレーが基本なのに、これでは一般のコンペと一緒

エアコンあたってからの選手の体も心配

その日はまた15時から雷雲で中断

2時間後に再開後も20分後には雷雲でサスペンディッド

私達の組は、結局、今日は13ホール回り(休憩1時間)、次は9ホール(また休憩1時間)、3ホール回り2時間の中断。

再開後、2打打ってサスペンディッド。

次の日の再開、練習朝5時開始、プレー6時半

今日も朝5時に練習して終わったの夕方5時

明日も練習5時再開

この悪循環にはまった初日午後組のキャディは皆、キャディ控え室でこの状態

しかもこれがラウンドしてきて朝8時の状態

これからまた18ホールを控えている

2日連続朝3時起きしている組と、1日はもう寝れないというくらい遅いスタートで次は皆朝3時起き

天候によって、こんなに左右されるプロの世界

私も寝坊だけはしてはいけないと思い、今週は実家から1時間かけて通っていたが、急遽宿を取り、近くの山中湖に宿泊

夜8時ころ、早く寝なければいけないと焦れば焦るほど寝れない。

しかも外は騒がしい

なんと富士五湖花火大会と重なっていた

もうこうなったら飲むしかない!

コンビニで缶酎ハイ買って、花火大会見物

この辺では結構なイベント

屋台に人が群がる

とは言っても、東京な混み具合に比べたら大したことない

50才になるオヤジが缶を片手に人間模様を見ながら花火!

意外に楽しい

そして湖面に上がる花火は格別

この音と光が奏でるハーモニーにすっかり興奮状態

そして終わりベッドに入るが朝からの疲れと花火大会により異様なトリップ状態

寝れない

悪循環

それでもちゃんと朝3時に起きてやるキャディ根性

もう少し、歳を考えねば!

 

ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。