プライベート

暗闇の中に希望の光求め続けた板垣退助の?

板垣退助

「板垣死すとも自由は死せず!」

遊説先で暴漢に斬りつけ襲われた時の言葉は有名ですが、年配の方々には

1974年まで使用された百円札も懐かしいのではないでしょうか?

板垣退助、御札の顔にもなり、日本史では必ず明治時代の自由民権運の項で習います。しかし顔と名前は知っているものの、果たして何をした人かは、殆どの人が知らないと思います。

一言で言えば、、、

「よく分からない自由な人」

でしょうか?(笑)

元々は土佐藩の上士の家に生まれます。元を辿れば武田信玄の重臣であった板垣信方でしたので、同じ土佐藩でも下士、郷士であった坂本龍馬とは違う、生粋の門閥貴族の家に生まれ育った訳です。

しかしながら、板垣退助の人生、生き様、発言読むに連れて、一切の身分からの封建時代の匂いが一切ないんですよね

幕末の土佐藩を明治新政府内に食い込ませ、土佐藩兵を率いて東山道先鋒総督府参謀として、近藤勇が隊長務めていた甲陽鎮撫隊を破り、会津若松での戦でも指揮を執り、軍人としての道を歩んでいくように思われました。

かの山縣有朋は

「自由民権などやらず、軍人の道を進めば元帥になる器だった。」

と評しています。

幕府が瓦解して明治新政府では参議として動き出しますが、かの征韓論に敗れ、西郷隆盛、江藤新平、後藤象二郎等ともに下野します。

それ以降は、明治新政府に対して反する政治家としての道を歩んで行く事になるのですが、当時の軍人が旧来からのサムライや身分の序列ある組織ならば、政治家というものは、民衆から支持得て始めて其の立ち位置が成り立つものであり、地べたに根差した姿勢と物事を見て行動する事が必要とされる訳です。

土佐、高知とは面白い土地ですよね?

後藤象二郎、板垣退助も生粋の門閥貴族の家に生まれるも、明治時代という今とは異質の価値観有する時代に、同じ匂いを感じとることが出来る、坂本龍馬も中岡慎太郎も同じですよね

政治家としては、伊藤博文内閣、松方正義内閣、大隈重信内閣でも内務大臣などの要職重ね、維新の功により伯爵を授爵した、板垣退助

しかし、根本的な人間の自由というものに、単なるロマンチストと言われ続けても拘った板垣は、爵位を拒否し続けますが、言うなれば明治天皇からの授爵に余りにも頑なに断わるのも失礼にあたるとして伯爵になります。

しかし、華族制度一代論とし、私は伯爵となるも、息子や孫に授爵させず、実際に板垣死後、息子の鉾太郎は伯爵を返上しています。

なかなか出来る事では、ありませんよ、人間の根本的な自由や尊厳と言ったものに生涯拘り戦い続けた人生だったと思います。

しかし、おなじ土佐藩からは、神奈川副知事としてペルー政府敵に回すとも、清国人(現在の中国人)約230人が奴隷として売られていくのを見過ごす事なく国際法と当時曖昧だった人権の概念を鉾にし盾にし戦い、奴隷を解放した大江卓もいます。明治時代から部落解放運動に繋がる運動にも積極的に関わっていくら姿を見るに連れ、長州藩出身の強欲丸出しの沢山の政治家や一部軍人とは全く違う、生き様を見ることが出来ます。

南には太平洋の大海原が広がる土佐、高知

日本人的なるものとは違う、南国の器の大きな大らかさを感じる土地柄ですね

軍人は基本、白と黒100か0、生か死の世界観ですが、政治家は違いますよね?

51と49、いや50.05と49.95のより良き道を小さくとも歩んでいく生き様だと思います。

長州藩では伊藤博文も板垣退助と似ていますよね、吉田松陰に伊藤博文は

「才無くとも周旋の才はあり」

と手紙で書かれた伊藤博文ですが、周旋の才とは、人と人とを繋ぐ才ですよ

異質の価値観、相反する意見を清濁併せ飲み物事を産み出すこと、所謂、中庸です、此れこそが政治に他なりません。

土佐藩の板垣退助、坂本龍馬、中岡慎太郎、岩崎弥太郎、皆同じ匂いがします。一度酒飲めば輪に入れる感じがしますよね、面白い土地です、土佐は、、、

暗闇の中、どんな時でも希望と人間として誇りある生き方、尊厳とは?

を考え行動し続けた人、ソレが板垣退助でした。

この答えが一番かもしれませんね、、、

余話

日本人として初めてルイヴィトンのボストンバッグを買った正式な記録が残っているのは板垣退助なんです。

パリのルイヴィトン本店には、1883年1月9日 トランクシリアルNo.7720 Itagakiの名前が残ります。

板垣退助は最新のオシャレにも敏感な方でした。

 

 

 

 

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時空少年タケシ
時空少年タケシ
こんにちは、時空少年タケシです✌️ ゴルフトーナメント関係の仕事をしています。 幼少時より、根っからの歴史好きで、各地各地に行くたびに、神社仏閣、城は勿論、合戦場、遺跡などにも足を運びます。 マニアックでなければ、意味がない! これをモットーに100パーセント自己満足の記事をお届けさせて頂きたいと思います。