ツアー

The Match

アメリカの感謝祭の翌日(11月23日(金))にタイガー・ウッズ対フィル・ミケルソンの勝者総取り900万ドル(約10億円)の「THE MATCH」という試合がラス・ベガスで開催されます。18ホールのマッチプレイ方式がベースですが、噂では試合の要所要所で二人の個別の握りもあるとのことで、その部分の詳細は明らかにされていません。

この試合はテレビで放映されるものの、PAY-PER-VIEWという方式で視聴権利を購入する必要があります。当地ではボクシングの視聴をこの方式でおこなっていますが、ゴルフでは初の試みです。また、会場のShadow Creek Golf Courseでは一般客の入場は一切認めず、スポンサーと一部のVIPのみの入場を認めるそうです。

従って、スポンサーと視聴料収入で全てを賄う必要があり、当地ではその値決めに関心が集まっていました。ボクシングでは50ドルから90ドル(約5000円から1万円)の視聴料が一般的ですが、果たしてゴルフファンは、いくら払ってこのマッチを見るのでしょう?噂では30ドル前後(約3000円)と言われていましたが、このたび$19.99と発表され、手ごろ感をアピールしています。因みに僕自身はお金を払ってまで見ようとは思いません。また周囲の仲間も興味は無く、何れネットで見れるだろうとこの試合そのものを軽視しています。

果たして、この興行で利益が出るのでしょうか?また、本当に面白い緊迫した戦いを見ることができるのでしょうか?この試合、10年前に開催していたら、もっともっと盛り上がっていたでしょう!何れにせよ、良い戦いぶりを披露して欲しいですね!

 

 

ABOUT ME
フランク 早川
1963年1月生まれ。アメリ生活45年、ニューヨークにてITのコンサルティング会社を営んでいる。ゴルフ歴40年、とにかくゴルフをこよなく愛している。40代の頃はニューヨークで5本の指に入る腕前で今でも多くのアマチュア大会に参戦している。現在のハンデは7と低迷しているが、ニューヨークのアマチュアゴルフ界では知らないものはいない存在。 2003年からPGA・LPGAツアー並びにUSGA Championshipにてスコアラーのボランティアをはじめ、FedexCup Playoff、PGA Championship、US Openの上位グループのスコアラーも任されるようにまでなった。 またTokyo 2020では、ゴルフの競技委員として招待されるまでのレベルになる。米国内のクラブフィッター、ティーチングプロ、PGAプロ、フィジカルスセラピストとの交友も深く、常にゴルフ関係の動向にアンテナを張って生活している。