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カーティスカップ、USA圧勝!

 

カーティスカップは、R&AとUSGAが共催する女子アマチュアゴルフの英米対抗戦です。2年ごとの英米交互開催で、今回はニューヨーク市郊外のクエーカーリッジゴルフクラブにて6月8日〜10日の日程で開催されました。

マッチプレー方式での3日間の戦い、初日・2日目共にフォーボール3試合とフォーサム3試合。最終日はシングルス8試合のトータル20ポイントです。

アメリカ代表には15歳のルーシー・リーはじめアマチュア世界ランキング上位選手達が星条旗を背負って戦いました。

英国代表、性格には英国アイルランド連合チームと言いますが、こちらの選抜はアマチュア世界ランキング16位のオリビア・メハフェイ選手を筆頭に欧州の様々な大会で優勝している選手です。

未来のLPGAスター選手を一目見ようと連日大勢の観客が訪れました。

自分はUSGAの依頼でスコアラーをさせて頂きましたが、素晴らしいプレイに驚かされるばかりでした。

アメリカ人の選手は星条旗を背負うと普段以上の実力が出ると言われていますが、正にその通り。

グリーンサイド30ヤードからのミラクルチップイン、バンカーからのホールイン、20メートル越えのカップインなどスーパーショットを見せてくれました。

その反面でプレッシャーと勝たなければという焦りからの、えっ〜まじ〜という目を疑うようなミスショットも見ました。多少の高低差1メートル程の顎のあるバンカー脱出に3打とか、グリーン周りのラフからホームランなど全てが良い経験でした。

2日目終わってアメリカが9対3でリード。最終日は8試合全てのシングルスマッチをアメリカが制し圧倒的な強さで前回敗北のリベンジを大会記録樹立の17対3で幕を閉じました。

笑顔のアメリカチームと涙の英国アイルランド連合チーム、次回の英国での開催では必ずカップを奪い返すと誓ってました。

アマチュアゴルフ、良いですね!

 

 

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ABOUT ME
フランク 早川
1963年1月生まれ。アメリ生活45年、ニューヨークにてITのコンサルティング会社を営んでいる。ゴルフ歴40年、とにかくゴルフをこよなく愛している。40代の頃はニューヨークで5本の指に入る腕前で今でも多くのアマチュア大会に参戦している。現在のハンデは7と低迷しているが、ニューヨークのアマチュアゴルフ界では知らないものはいない存在。 2003年からPGA・LPGAツアー並びにUSGA Championshipにてスコアラーのボランティアをはじめ、FedexCup Playoff、PGA Championship、US Openの上位グループのスコアラーも任されるようにまでなった。 またTokyo 2020では、ゴルフの競技委員として招待されるまでのレベルになる。米国内のクラブフィッター、ティーチングプロ、PGAプロ、フィジカルスセラピストとの交友も深く、常にゴルフ関係の動向にアンテナを張って生活している。