ツアー

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース

今週の国内ツアーは、男子がお休み、女子ツアーがマスターズGCレディースです。とはいえPGAツアーのZOZOチャンピオンシップが、千葉で開催されますので最高峰のプレーが日本国内で観られます。
さて私はと言うと女子ツアーに来ていますので、マスターズゴルフ倶楽部のほうを見ていきたいと思います。

No.15 472ヤード PAR5

ティーイングエリアが昨年の497ヤードから20ヤードほど前に出ました。このことによって2オンを狙える選手が増えましたがどうなったのでしょうか⁉︎
ティーイングエリアが前方に出たので左の池が近くなりました。飛距離の出る選手が左へミスした場合は池に入る可能性が高くなったため警戒しないといけません。とはいえ、飛距離の出る選手もティーショットが成功すれば、2打目で昨年よりも短いクラブでグリーンを狙えるのでバーディー、イーグルが多く出るでしょう。
今年はパーでは満足できない、攻めなければいけないホールかもしれません。

No.16 388ヤード PAR4

昨年まではティーショットで左のラフやバンカーを避け、右でも良いと思っていたホール。しかし今年は右にバンカーが新設されました。それでも左サイドのバンカーより、右サイドのほうが良く、バンカーに入ってしまっても余程の悪いライでない限りグリーンを狙うことができます。
グリーンは2段グリーン。下の面は手前からより奥、左より右から攻めたほうが良いでしょう。上の面は左奥に外してしまうことは避けたいところ。フェアウェイから打てるのであれば、ピンのある同じ面まで打っていきたいですが、ラフからは無理せず下の面でも良いという気持ちでグリーンを狙っていきたいでしょう。
このホールはティーショット次第。フェアウェイからならピンを狙えるので、左ドッグレッグのホールなのですが、左バンカーは避け、右に打つ意識でティーショットしたいホールです。


日清都カントリークラブ

No.17 203ヤード PAR3

こちらも変更があったホール。昨年のティーイングエリアより25ヤードほど長くなりました。ただでさえ昨年の距離でもかなり難しいホールだったのですが、今年は更に長くなってより難しいホールになりました。グリーンの傾斜も強く、グリーンに乗ったとしても場所が悪いと簡単に3パットをしてしまいます。ティーショットからある程度攻めていかないといけないホールなのかもしれません。

今年もコースがかなり仕上がっています。そのためごまかしが効きません。ショット、パッティングが良い人と悪い人との差がハッキリとスコアに出てきます。高額賞金に相応しい試合になりそうです!

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。