大阪ミナミの夜は、久しぶりでした🌉
大阪の繁華街は、キタとミナミに分かれますが、キタは北新地に代表される様に、シュッとしたスマートな雰囲気ですね、対してミナミはフュージョンと言いましょうか、浪花や難波、浪華と言った、漢字からもイメージ出来るよに、江戸時代からの大坂の雰囲気が色濃く残る場所だと思います。
今回行かせて頂きました
尽誠(じんせい)
542-0085
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-1-3
※要予約も予約厳しく、電話番号掲載致しません


ミナミの街から一歩、路地に入った場所にあります
カウンター6席の店
当日は、お世話になっている方々だけでの貸切

まずは,ビールで乾杯🍻
新年会も兼ねてですね



仕事を拝見させて頂いておりましたが、いやらしさが無い色気と誇り、自信を強く感じる一手間、技術、所作振舞い
先ずは、マグロ腹身を大根おろしと
美味也✨

つぶ貝
スダチと塩、ワサビで

タコやわらか煮
ビール2本目終え、日本酒へ🍶

熟成させた鰤を薄めに、芽ねぎ巻き
辛口の日本酒が合いますね🍶

煮ハマ
ハマグリの旨味が凝縮されていますね
素材を生かす技術
先に技術が来ない
一流の証✨

太刀魚飯


マグロ腹身

マグロ少し脂乗る所を

コハダ
酢の入れ加減とシャリの積み方、口中に入れた時、噛んで行く時の流れ
全てが絶妙
敬愛する、池波正太郎先生は、こう仰っております
「寿司、ニギリってのは、ヌメッとした色気が無いといけません。」


シマアジ
天然ものは、珍しいですね

ハリイカ
スダチと塩で



サヨリ
淡路島沖より

マグロ赤身漬け

北寄貝

雲丹飯

車海老
初めてですね
火の通し加減が、、何と表現致しましょうか?
レアと火の入れ比率が50対50、しかも外と中が、この比率の寿司屋はあるのですが、全ての場所に、この比率なんですよね
低温調理してるのかしら?
だから、舌にあたり、咀嚼するも海老の甘味と旨味が口中を覆い尽くすんですよ
これは、技術と親方の、客人に対する挑戦状的な、職人としての生き様を感じさせる一品でしたね
素晴らしい、秀逸なる海老のニギリ✨

煮アナゴ
ヌメっとして、ふわふわ〜っと

トロタク

玉
以上で、初の尽誠(じんせい)を終えました。
鮨を食べたと言うより、素晴らしいアーティストのコンサートを見終えたと言う感じがしました。
大阪ご出身の親方
高校は香川の尽誠学園野球部へ
92年夏の甲子園では、正捕手としてBest 4
星稜の松井選手と対戦して、逃げる事なく対戦して、見事ホームランを打たれました!
松井選手のスィングスピードと雰囲気は強烈でしたよ
と、馬生(ばしょう)親方
敬遠したチームは今でも取り上げられますが、真っ向勝負してホームラン打たれた私達は取り上げられない(笑)と笑顔で仰ります。
しかし、技術、精神力、頭をフル稼働し、松井選手と対戦した事、堂々と戦ったこと、私は素晴らしい事だと思います。
そして、もともとはミナミの街寿司から大阪を代表する鮨屋までにした、japanese dreamを体現した親方は、人生の勝者だと思います。
本当に美味しく、楽しく、美しい店、それが尽誠でした。
そして親方の人生劇場は、これからも続いて参ります✨
今宵も楽しゅうございました✨
268店目


