今回は約1ヵ月後に開催が迫っているマスターズについて紹介させていただきます。
マスターズはゴルフ4大メジャー選手権大会の1つであり、毎年4月上旬にアメリカ・ジョージア州のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催されています。(今年は4月11日に開催されます。)他のメジャー大会とは違い、毎年同じコースで行われています。出場選手はマスターズ委員会から招待された世界各国のゴルフツアー上位の選手や、全米・全英アマチュアゴルフ選手権の優勝者など世界の強豪たちです。
選ばれたゴルファーしか出場できないことや、「パトロン」と呼ばれるギャラリーの多くがリピーターで構成されていることから、「ゴルフの祭典」として尊ばれています。制覇すると前年度の優勝者からグリーンジャケットが贈られます。
優勝賞金は定められておらず、大会3日目までの入場券収入などを元に算出します。
マスターズは史上唯一の年間グランドスラムを達成したボビー・ジョーンズさんと、友人の実業家クリフォード・ロバーツさんの企画で幕を開きました。ただし、1934年の第1回大会から第5回大会までは「Augusta National Invitation」という名前で開催されていました。「Masters」に変わったのは第6回大会からです。
コースの特徴としては何と言っても、世界屈指の高速グリーンと11番、12番、13番ホールからなる通称「アーメン・コーナー」です。
グリーンはバミューダ芝から複雑なアンジュレーションのままベント芝に変えられたため、プロでも短いパットを外してしまうことがあります。
アーメン・コーナーでは特に12番ホールで数々の波乱が巻き起こっています。
2016年では優勝争いをしていたジョーダン・スピース選手が池に2回入れ、12番ホールで「7」を叩き、一気に優勝争いから脱落してしまいました。
また、マスターズの最多優勝記録は6回でジャック・ニクラス選手が達成しています。2連続優勝記録は2回で3回以上連続で優勝した選手はまだいません。
2021年では松山英樹選手がアジア人史上初のマスターズ制覇を成し遂げました。
過去の大会で優勝した選手は生涯マスターズに出ることができるので、今年も松山選手は出場予定です。是非今年も優勝してもらいたいです。
以上、ゴルフ部1回生の上山でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
