プライベート

美術館の巨匠~立命館大学ゴルフ部~


倉敷プリン

こんにちは。
ゴルフ部3回生の中谷です。
今回は私が尊敬する「谷口吉生」について紹介したいと思います。
正統なモダニズムの建築家として知られる谷口吉郎を父として、1937年10月17日東京都に生まれました。慶應義塾大学工学部を卒業後、ハーバード大学大学院を経て建築家・丹下健三の元で学びます。父・谷口吉郎の没後、は谷口吉郎建築設計研究所所長を務め、1983年には谷口建築設計研究所所長に就任し、2005年に第17回 高松宮殿下記念世界文化賞建築部門を受賞など国内で最も権威の賞である、日本建築学会賞をはじめとし日本芸術院賞や毎日芸術賞など数々の受賞歴がある巨匠です。

谷口吉生は美術館や博物館、水族館などの大規模な建築を数多く手がけている日本の代表的な建築家であり、代表作に「豊田市美術館」「法隆寺宝物館」「ニューヨーク近代美術館」などがあげられます。
谷口吉生の建築は水平や垂直のラインを強調したスタイリッシュな作風が特徴的でその洗練されたスタイルは海外からも高い評価を得ています。

私は谷口吉生の建築は大胆な空間と精巧なディティールにとてつもない魅力があると感じました。大きな建築や空間はそこを訪れる人々を魅了することができるのですが谷口吉生の建築はその魅了する空間に加えて細部にまでこだわりがあり、全体的に見て「美しい」と感じることができます。

また谷口吉生の建築で注目していただきたいのが「素材」です。その代表的な例として「豊田市美術館」を紹介したいと思います。豊田市美術館は愛知県豊田市にある谷口吉生の建築の中でも「最高傑作」と呼んでいる人も多い建築です。この建築において重要なのがモスグリーンの「スレート」という材料で作られているファサードです。この巨大なアーケードに使われているスレートが壁や床などあらゆるところに使用され、豊田市美術館の美しさを際立たせています。

今回は谷口吉生の建築のほんの一部分しか紹介することができませんでした。大胆な空間構成と細部の精巧なディティールで有名な谷口吉生は美術館建築の巨匠といわれています。みなさんも美術館を訪れる際は展示品だけではなく素材や空間構成などもぜひ見てみてください。美術館巡りが趣味になるかもしれません。

以上、ゴルフ部3回生の中谷でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
立命館大学ゴルフ部
立命館大学ゴルフ部 関西学生連盟男子一部リーグ、女子二部リーグ 現在、1回生から4回生までで56人の部員が所属。そのうち8割がゴルフ初心者