こんにちは。
ゴルフ部2回生の黛です。
明けましておめでとうございます。 皆様方におかれましては、新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。
今回は1月8日が成人の日ということで成人式について紹介したいと思います。
成人式は奈良時代以降、数え年で12〜16歳の男子が行った「元服」という儀式が由来だといわれています。この儀式では髪を大人の髪型に結い、服装も大人のものへと改め、幼名から新しい名前に替えたりしたそうです。女子の場合は「裳」という腰から下にまとう衣服を身につける儀式「裳着」を12〜16歳で執り行いました。同時に髪を結い上げる髪上げも行われ、子どもの髪型から大人の髪型へと変え、成長をお祝いしたそうです。
20歳で成人式が行われるようになったのは、実は戦後のことでありその発祥は昭和21年埼玉県の蕨市で開催された「青年祭」だといわれています。当時は国全体が敗戦による混乱と虚脱感で明日への希望が見えずにいた中、蕨野青年団が中心となり、次代を担う若者たちを勇気づけて励まそうと青年祭を企画。その催しの幕開けとして開かれたのが「成年式」でした。全国に先駆けて行われたこの催しは国や県からも関心が寄せられ、昭和23年に国民の祝日として「成人の日」が制定。全国各地で新成人を祝うようになったそうです。
成人式といえば、社会的に大人として認められる日。それは世界共通ですが、その儀式は国や地域ではかなり違うようです。例えば、ケニアではライオンと戦ったり、バヌアツ共和国なら30mの高さからジャンプしたりと、世界には“恐怖心を克服してこそ一人前”として認められる過酷な試練や儀式があるようです。それに対し、日本のように伝統衣装を身につけて参加する成人の儀式というのは世界的にも珍しいそうで、海外からも注目を集めているそうです。
今年成人式に出席される方も多いのではないでしょうか。私も今年成人式に出席しますが、両親や周りの大人達に保護されてきた子供時代を終え、大人の社会へ仲間入りすることを自覚するための儀式ということを理解し、自立していきたいと思います。
以上、ゴルフ部2回生の黛でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。