こんにちは。
ゴルフ部2回生の小川です。
お正月と年末年始について紹介します。
お正月はなぜおめでたいのか?
年が明けて初めて会う相手には「あけましておめでとうございます」と挨拶します。ここには「去年1年を無事に過ごして、新しい年を平穏に迎えられた」ことを祝う意味もありますが、「年神様がやってきて1年の福をもたらしてくれた」ことへの感謝やお祝いの気持ちも込められています。
年神様とは、豊作をもたらす五穀豊穣の神様であり、私たちのご先祖様であるとも言われています。「人々の健康や幸福をつかさどり、命をつないでくれる神様」です。年神様は元日にやってくると言われているので、年末年始の風習には「年神様をお迎えする」という考え方に基づいたものが多くあります。
年末年始の風習の由来と意味
【大掃除】
大掃除の由来は、神棚や仏壇の煤(すす)を落として年神様やご先祖様をお迎えする準備を整える「煤払い」だと言われています。「たくさんの福を授かりますようにという願いを込めて、1年の汚れを払い清めました。」現代でも社寺では「煤払い行事」が残っています。
【お年玉】
年神様の魂が宿った鏡餅には一年の福が移ります。このお餅を食べることで、「御魂(みたま)」=「年神様の授けてくれた福」をいただけると考えられていました。
そこで、年が明けた後に鏡餅を割り、割ったお餅を家長から家族に分け与えたのが「お年玉」のルーツです。
年末年始の行事には古くから伝わる信仰に基づいたものが数多く、現代では大きく形を変えているものもありますが、いずれも「健康で長生きできますように」「家族が平和に暮らせますように」といった願いが込められています。
以上、ゴルフ部2回生の小川でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。