こんにちは。ゴルフ部2回生の岩岡です。
今回は飛距離アップのコツについて紹介します。
もっと飛距離を伸ばしたい。ゴルファーなら誰しもが一度は願ったことがあるでしょう。飛距離が伸びるとpar 5で2オンできたり、クラブの選択肢が広がってゴルフがもっと楽しくなったりと様々なメリットがあります。もちろん飛ばすにはスイングスピードを上げてボールの初速を上げることが絶対条件ですが、そこに行きつくためにたくさんのメカニズムが隠されています。そこで今回は飛距離を上げるための3つの要素を紹介します。
飛ばすための一つ目の要素は、筋肉です。今や300ヤード以上飛ばないと勝負にならないと言われているPGAツアー、選手たちを見てみると全員ものすごい体つきをしているのが分かります。デシャンボーやタイガーなど、時代に合わせて肉体改造をしてきた選手も少なくはありません。そんなプロゴルフ界でも重要視されてきた筋肉ですが、実際にどこの筋肉をつけたら飛ぶのか、何をしたらいいのかがわからない方のために、いくつか紹介していこうと思います。まず大前提として、ゴルフはクラブを引っ張るスポーツです。そのため、大胸筋や二の腕の前の方の筋肉、上腕二頭筋などをいくら鍛えてもあまり意味がありません。ボディビルダーがゴルフをしても飛ばないであろう理由がこれです。そして引っ張るために必要な筋肉は背中にある広背筋、僧帽筋、また腕の後ろ側にある上腕三頭筋や三角筋、そして下半身にある大殿筋、ハムストリング、ふくらはぎと、たくさんの筋肉を必要とします。これらの筋肉をつけるために、腕立て伏せやデッドリフト、スクワットなどが効果的です。特に後者2つはとても重要です。
筋肉がいくらあってもそれらを使いこなせないと飛距離は伸びません。そして使いこなせるようにするための一つの方法が柔軟です。しかし柔軟といっても手首などがいくら柔らかくても意味がありません。特に大事になってくるのは肩甲骨周り、お腹周りなどの捻転動作の際に必要とされる箇所です。そしてこの箇所を柔らかくするための最強の方法がブリッジです。普通のブリッジでも構いませんが、ブリッジをしながら歩けるようになったり、背中を軸に回転できるようになると尚いいです。体が柔らかいと上半身と下半身の捻転差が作れるため下半身が上半身を引っ張る動作が生まれ、飛距離アップにもつながります。
これまで2つ紹介していきましたが、これらは二つ兼ね備えてこそ意味があるものです。そして最後の秘訣はミート力を上げることです。いくらヘッドスピードが速くても、いくらパワーがあったとしてもボールが芯に当たらなければ意味がありません。ヘッドスピードに自信がある野球部もフェースが開いてスライスが止まらないという壁に何度も心を折られてきたことでしょう。そしてミート率を上げるための練習法はハーフスイングです。ドライバーをもっていわゆるビジネスゾーンと呼ばれる範囲でのスイングを何回もし、芯に当てる感覚を身につけましょう。地道な練習にはなりますが、飛距離アップのための一番の近道だと思います。
これまで三つの要素を上げましたが、これらを一回だけやっても意味はありません。毎日の積み重ねが飛距離アップにつながることでしょう。
以上、ゴルフ部2回生の岩岡でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。