こんにちは、鮨キチ寿司太郎でやんす
春から梅雨を迎え、初夏に向かう今からの季節、色々なネタのバリエーションが豊かになってくるのも鮨屋の楽しみの一つであります。
その地で獲れた、旬の魚、貝が職人のセンスと技術により、最高のツマミとなりニギリとなり、私たちの前に提供される訳です。
故に鮨屋のカウンターはライブでのアリーナ最前列、そのドキドキ、トキメキを求めて全国の鮨キチは今宵も鮨屋に足を運ぶ訳でやんす
先日お邪魔したのは、お世話になっている方行きつけの店
鮨 瀧本(たきもと)
大阪市北区堂島1-3-1 二葉ビル3F
06-6341-8890
※定休日は日曜日・祝日ですが、要確認、要予約
でした。
先ずはビールで、今日の一日にお疲れ様!そして明日からの英気を養う意味も込めて
「乾杯!🍻」
ノレソレをあてに
ビール早々に二本目
そして、淡路島の鯛
本鮪腹身を焼きをつけて
富山沖白海老に海老頭の味噌を
もうね、こうなれば日本酒を頂くしかないですよね🍶
煮鮑
北寄貝を炙って
銀座や北新地などの鮨屋って、2パターンに別れると思うんです
①親方がリードして、雰囲気ムード、流れを創っていくタイプ
②親方は一歩引き、お客様が、どの様なスタイルでお越しか?雰囲気か?を見極めてツマミ、ニギリを出していくタイプ
銀座や北新地は、会社の大事なお客様との接待も多い訳ですよ
その時に、一歩引いて、流れを組んで配球を整えて、〆の決め球で機嫌良くお帰り頂く形が重要視されますよね🖐️
鮨 瀧本は②ですね、間違い無く後者
どちらが良い、悪いではありません。
そこだけ御理解ください🍣
鯵、生姜、葱を巻いて
毛蟹、味噌と
ビールはチェイサー
辛口冷の日本酒はエンドレス
怒涛のツマミはマーベラス✨
琵琶湖稚鮎
頭からパクッ、モグモグ
ワタの、ほんの少しの苦味に笑顔生まれ、日本酒をグビッといきゃ〜
至福の時✨
鰻白焼 山葵乗せて
ここからミディアム🍷
本鮪腹身と葱を串で
腹身の上質な脂が口中一杯に木魂し、葱の香りが入り混じり噛み締めるほどに鼻腔上部を上り詰め、鼻腔を開錠すると上質の豊かな風味が煙突からの煙の如く・・
そして赤ワインを🍷
ご飯なんて何でも良い!
と言う方の気持ちが理解出来ませんよ(笑)
かの池波正太郎先生は、こう仰っておられます
「人間なんていつ死ぬか分からない、だから一生懸命生きて一生懸命食べる。」
開高健さんも同じ生き方、考え方ですよね
決して、贅沢な食事、食材を🖐️では、無いんですよ
其の根底にある精神性の共通項を理解しないと、ダメなんですよね
ニギリに参ります
コハダ
本鮪腹身
車海老
赤身漬け
イクラ
玉子
蒸しアナゴ
ツメと柚子の香り
お世話になっている方との、話も展開も楽しかったですし、非常に充実した時間を瀧本で過ごさせて頂きました。
北新地が北新地である理由と、其処で在り続ける鮨 瀧本
今宵も楽しゅうございました✨
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