まずは女子ツアー
KKT杯バンテリンレディスから
優勝スコアは7アンダーでしたが
カットラインが1オーバー
最終順位で1アンダーが26位タイ
28名の選手がアンダーパー
土曜日の朝に雨が降り
グリーンが柔らかくなったとはいえ、
最終日のグリーンもラフからは
止まりづらく
また土日は強風が吹き
易しくはない状況
にも関わらず、
このようなスコア
昔はアンダーパーを出せば上位
優勝も考えられてたぐらいです
コロナ禍になってから
急激にレベルが上がってきているように
感じます
そんな中、優勝した
岩井明愛プロ
おめでとうございます🎊🎉
最初は追いつき並び、
また離され、そして逆転し
強風の中、逃げる状況へ
苦しみながらも持ち前の飛距離を
活かしたゴルフで戦い抜きました
14番のバーディーチャンスが取れず
1打差のままの苦しい展開
でも、もしかしたら
ここでバーディーが取れなかったことが
良かったのかもと私は思っています
もし2打差で最終ホール
18番を迎えたら
2オンを狙ったのか⁉︎
池越えのPAR5なので
飛ばし屋の選手でしか
2オンは狙わないでしょう
追いつく可能性があったのは
目の前の申ジエ プロ
もし2打差で
先に申ジエ プロが刻んだ場合
岩井プロは2オンを狙ったのか⁉︎
池に入れたら万事休す
申ジエ プロが3打目を入れる確率
そのようなこと考えると
刻むことになるでしょう
しかし現実は1打差
申ジエ プロがバーディーを取れば
並ばれます
ということはバーディーを狙って
まだまだ攻めなければならない
ということ
2オンを狙える距離にあった岩井プロ
もともと攻めるゴルフが信条
1打差だったから最後まで攻める
ことができたのではないでしょうか⁉︎
もし2打差だったら…
選択肢が増えて迷うことも
考えられたのでは⁉︎
私は14番のバーディーパットが
むしろ入らなかったことが
この優勝に繋がったかもと
結果から思ってしまいました
では次に男子ツアー
関西オープンを見てみましょう
蝉川泰果プロ
優勝おめでとうございます🎊🎉
プロ転向後の初優勝が関西で
というのは感慨深いのでは
前半はなかなかバーディーが取れない状況
リードがあったとはいえ、
追い上げられてもどかしい状態が
続いたでしょう
とはいえ、追い上げてくる選手たちが
ボギー、ダブルボギーで
なかなか追いつけない
その間にバーディーが取れ始めてからは
落ち着いてゴルフが
できたのではないでしょうか
常々話していますが、
その試合のボギーが少ない選手が
優勝することがほとんどだと
最終日もボギーを1つに留め
チャンスをものにしての優勝
流石です
そして私がこの試合で気になったのは
優勝の可能性があった選手について
何度も優勝争いはしているが
まだ手にしていません
今回もそうでした
ゴルフの技術は折り紙付き
でも勝てていない
ゴルフは運のスポーツ
だと私は思っています
今週は彼の週ではなかった
運がなかったかもしれません
しかし、運をつかむ
味方にできるよう
そのときすぐに
つかめる・動ける準備
はできるはず
彼はその準備をしていたのか⁉︎
心構えはしていたのか⁉︎
そんなふうに思ってしまいました
私は最初に優勝は運とは言ったが、
何もしないで優勝できるほど
プロの世界は甘くない
プロの世界は天才の集まり
天才の中で1番を取るには
どうすれば良いのか⁉︎
それを考えて欲しい
ただ練習量(ボールを打つ数)を増やせば良い
というわけではないことを
今の自分の立ち位置
ポジションを
客観的に見て欲しい
そしてタラレバで試合を振り返って
想像の中での自分が思った通り
プレーしてミスが無かった場合
優勝者のスコアと比較してどうだったのか⁉︎
優勝者と比較して上回っていれば
優勝できる技術がないわけではない
現実でそのできなかったことを
できるようにする
それが今練習するべきこと
足りないことでしょう
優勝したいなら
嫌いなこと・苦手なことに対して
目を背けてはいけない
その嫌いなこと・苦手なことを
上手くならなくても良い
普通になれば良い
その分野はみんなと同じぐらいで良い
それができたとき優勝はすぐそこに
運を掴んでいるあなたを
みんなが見ることになっているでしょう