今回は私が大好きなカマンベールチーズについて紹介します。
カマンベールチーズはおいしいだけでなく、たくさんの体に良い効果があります。
そのうち代表的なものを3つ紹介します。
1つ目は認知症予防です。
認知症予防は、チーズの中でも特にカビのチーズに大きな期待がされている効果です。
白カビチーズの一種であるカマンベールを使った実験で、「βラクトトリペプチド」を多く含むカマンベールは、ミクログリアを活性化し、ミクログリアがアルツハイマー病の原因であるアミロイドβを抑制するため、認知症予防に貢献するという結果が得られました。
2つ目は、高血圧予防です。
高血圧症を進行させる原因はいくつかありますが、その一つに血管が硬くなっていくことが挙げられます。その血管を柔らかくして、血管年齢を若返らせる効果があるのが「ラクトトリペプチド」です。
カマンベールをはじめとするカビのチーズやウォッシュチーズなど、長期熟成するチーズにこのラクトトリペプチドが多く含まれることがわかっています。
3つ目は、骨粗鬆症予防です。
骨粗鬆症とは、体内のカルシウムが不足する状況が続くことで代わりに骨内に存在するカルシウムが利用され、結果的に骨がもろくなる症状です。症状が進むことで、背中や腰の痛み、姿勢の悪化などの自覚症状が出始め、転倒などのちょっとしたことで骨折といった問題へとつながります。
それを抑えるためには、普段からカルシウムを十分な量摂取する必要があるのですが、そのカルシウム源として良いのがカマンベールをはじめとするチーズ類です。
カマンベール50gには約230mgのカルシウムが含まれます。日本人に必要なカルシウムの1日の最低摂取量が600mgとされているので、1/3以上を摂ることができます。
他にも、チーズに含まれるカゼインホスペプチドというタンパク質がカルシウムの吸収を助けるので、カルシウム摂取を効率よく行えます。
みなさんもぜひ積極的にカマンベールチーズを食べてみてください。
以上、ゴルフ部一回生の河上でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。