今週のツアーは男子ツアーがフジサンケイクラシック、女子ツアーはゴルフ５レディス。男子ツアーに来ておりますので、何ホールかコース改造があった富士桜カントリー倶楽部を見ていきましょう。
No.3 480ヤード PAR4
昨年までPAR5で行われていましたが、今年は前方のティーイングエリアを使用し、PAR4で行われます。
昨年までは30ヤード近く打ち上げるティーショットでしたが、今年は10ヤードほどの打ち上げ。ただフェアウェイ真ん中にある高い木がかなり邪魔をし、ティーショットの難易度を上げています。
右ルートが良いのか⁉︎ それとも左ルートが良いのか⁉︎どちらもピンポイントのティーショットができないとただでさえ難しい２打目がさらに難しくなります。
正直なところ練習ラウンドだけではどちらのルートが正解かは分かりません。ただ言えることはその中で自分の決めたルートをやり切れるか。試合の中で最適解、ルートを見つけ、最終日に臨めればと。
やはり難しいPAR4なので、ティーショットが鍵を握るホールですね。
No.5 600ヤード PAR5
昨年まではティーイングエリアを前方に出し、PAR4となっていました。今年は後ろにティーイングエリアができ、元々のPAR5で行われます。
まずティーショットですが、昨年までだとかなり左に打たないといけませんでしたが、今年は後方に下がったためほとんどの選手は右先に見えるバンカー方向で大丈夫でしょう。
２打目は曲がった場合は打てるところまで刻めば良いので、昨年までの無理矢理グリーンを狙ってくる選手は少なくなると思われます。むしろティーショットが成功したとき、２オン狙いでトラブルになる選手が多いのではないでしょうか⁉︎
もともとグリーンの手前から左側が池になっている難しいホール。PAR5の２打目として積極的に２オンを狙うのか、それとも３打目勝負として安全に刻むのか、このジャッジ、マネージメントが重要な２打目に注目です！
No.18 465ヤード PAR4
緩やかに打ち上げていくホール。左右にバンカーがありますが、右のバンカーに入れることは避けたいです。
そのため多少距離は残ってもフェアウェイウッドで刻む選手もいるかもしれません。また左バンカーはアゴがそこまで高くないため、グリーンまで運ぶことは可能です。さらに手前のラフは短いので左めに打ってくる選手は多いでしょう。
２打目はグリーン周りの状態に注意が必要です。左側のラフは長く、アプローチは難しくなります。そして右側はバンカーやその前後は砲台になっており、少しでも外れた場合、下まで落ちてきてしまいます。このあたりに注意して、このホールを攻略したいですね。
今年はラフが
こんな状態。長いところが多く、良く言われる“ニラ状態”。
距離が長いコースとはいえ、フェアウェイをキープして、確実にグリーンに乗せていける選手が上位に来るでしょう！先週の高麗グリーンから高速グリーンへの対応も勝負の分かれ目になりそうです。
