ツアー

ニトリレディス

今週のツアーは男子ツアーがSansan KBCオーガスタ、女子ツアーがニトリレディス、シニアツアーがマルハンカップとなっています。今週は女子ツアー、2年ぶりに小樽カントリー倶楽部に来ております。変更になったホールもありますので、そのあたりも見ながらコースを覗いてみましょう。

No.2 355ヤード PAR4

多くの方々は小樽カントリー倶楽部新コースといえば16番ホールのほうを思い浮かべるかもしれませんが、私はこの2番ホールが良いホールだなといつも先に思い浮かびます。
ではそんな2番ホールを見ていきましょう。
ティーショットでは左の池が目に入ります。ここに入らないように刻むのか、それとも1Wで飛ばすのか⁉︎
まずは刻む場合のクラブ選択は、フェアウェイウッド、それも3W以外のクラブになるでしょう。その場合、2打目はエッジまで140ヤードほど、右奥にピンが切られたら170ヤード以上も残ってしまいます。このように池に入らないよう距離を残すと長くなってしまうため、1Wで飛ばして、2打目の距離を短くすることも考えられます。1Wの選択だと左の池が特に気になります。どうしても池が気になり、避けるため右ラフへ行く選手が多いでしょう。こちらからグリーンを狙うショットは刻んだときよりも距離は短いですが、池越え。右ラフは木が所々にあるので、運が悪いと邪魔になることが…。どう攻めれば良いのでしょう⁉︎
距離は短いホールですが、ティーショット、2打目とどちらも池が気になるホール。この池が常に目線に入るだけでも難しく感じますが、これに風が加わったら…。さらに難しくなります。この風の強さだけでなく、風向きがこのホールを難しくしているところがあります。微妙に右ドッグレッグというのか、2打目がティーショットより右方向に打つことでティーショットでフォローだったところが2打目がアゲンストになったり、その逆もあるのです。それがこのホールの絶妙な作りになっているのかと思っています。
個人的には2打目でグリーン手前の池に入れてしまうより、ティーショットで攻めていって、左の池に入れてしまったほうがパーで上がれる可能性もあります。ティーショットは引かず攻めたほうが良いホールではないのでしょうか⁉︎
このホールの結果が1日の流れを作りそうです。

No.8 360ヤード PAR4

こちらも小樽カントリー倶楽部を知っている方は印象に残るホールではないでしょうか?
まずティーショットのときに目に入るのがフェアウェイにある大きな木。2打目にこの木が邪魔にならないようにどうしたら良いのでしょうか?
多くの選手はティーイングエリアから220ヤードほどのところ、エッジまで120〜130ヤードあたりに置けたらと良いと思っているでしょう。中には風がフォローのときなら木の横、更には先まで打っていこうとする選手もいます。これ以外の場所、グリーンエッジまで80〜120ヤードの間からグリーンを狙える場所はかなり狭く、前述の2択以外の選択は無さそうです。
2打目は木が邪魔でなければ良いのですが、少しでも木がかかってしまうとグリーン手前から右側にある木が気になります。グリーンが手前、左奥、右奥と3つの面に分かれている感じで、ピンのある面に対してどう打っていけるか、選手、キャディーのマネージメント力のみせどころではないでしょうか!
2番ホール同様短いホールですが、ティーショットから考えさせられる、風が吹いたら難しくなるホールです。

No.17 170ヤード PAR3

今年からグリーンが変わりました。以前男子ツアーで使用されていたことがありましたが、女子ツアーではあまり記憶がありません。
昨年までのグリーンは横長の左右の2段グリーンでした。今年のグリーンは左右にバンカー、花道もあり、奥からの受けグリーンというオーソドックスな感じのグリーンです。ただ真ん中の奥に大きな傾斜があり、左奥にピンがある場合はそのエリアに打っていけないと難しくなります。とは言っても昨年までのグリーンは手前と奥にバンカーがあり、縦幅がなく、ショットの距離感が合ってないと難しいグリーンでした。今年のグリーンは縦距離より左右のブレをどう抑えるか、方向性が大事なホールとなったと思います。
少し距離が伸びたPAR3。グリーンが変わったことで昨年までとは違う展開になるのでしょうか⁉︎

朝、夕方と肌寒く感じるようになってきた北海道は秋を感じさせます。終盤戦に差し掛かろうとしている国内ゴルフツアー。ここからの一打が、シードラインがまだはっきりしない、このポイント争いに大きく影響するでしょう。
3週連続優勝があるのか?それとも新たなヒロインが出てくるのでしょうか⁉︎

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ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような存在で、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい!2021年はこのスポともgc通信と共にClubhouseからキャディー皆んなで現場の声をお届けします。 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。2021年は星野陸也プロを中心に阿久津未来也プロ、仲宗根澄香プロのキャディーを務める。