プライベート

廣野ゴルフ倶楽部で感じたこと

昨日の続きにもなりますが、今回の関西への旅はこちらにも訪れることができました

“廣野ゴルフ倶楽部”

念願かなってのラウンドです❗️

日本オープンでキャディーとして来たとき以来、17年ぶりに来ました

当日は朝から変な緊張感、ワクワクしていたのでしょう
またキャディーの仕事よりもドキドキしていたかと…

私のような者が迷惑をかけないか、メンバーコースへ行くときは、ドレスコードなどコースのルールを気にしてしまう自分がいます

廣野のメンバーであるお世話になっている方にホテルまで迎えに来ていただき、車に乗ったとき、私の心の中は
「俺の今日の服装は大丈夫かな?」
と思ってしまいました

というのもその方は、ジャケット・ワイシャツ・ネクタイ姿とほぼスーツ姿

たまに私の周りでもスーツでゴルフ場へ来られる方はいますが、今回は名門ゴルフコースの旅、しかも誰もが1回は訪れたい “廣野ゴルフ倶楽部”

迷惑はかけられない、大丈夫か⁉︎と思う心の状態でコースへ向かいました

コースまで向かう途中、色んな話をしましたが、どうしても気になったのでドレスコードのことを伺いました

そこで一言「自分が大丈夫だと思う服装なら良いのでは」と

チェックイン時にいただくコースエチケットには

“華美なものはご遠慮ください” と書いてあります

華美なものという明確に線引きされていない、人によって判断が分かれるような表現

それを踏まえて先程の一言

もし迷っていて
「もしかしたらと思うなら、その服装を着なければ良いだけであって、自分自身で考え、色んなことを考慮して良ければその格好で行けば良いのでは」

確かに!

自分がメンバーではないわけで、ラウンドしたいのであれば合わせなければいけない、そこは自身の判断

エチケットであってルールではない

罰せられることはないが、注意や変更のお願いの可能性はある

他にもありましたが、すべてはエチケット、マナーは周りへの配慮

周りが決めることではなく、自分自身で判断することが大事なんだと言われている感じがしました

それはこちらに訪れる人、ゲストを信頼しているということなのかもしれません

またそれらを他のことでも感じることがいくつもありました

そして“ for me ではなく for you ” ということなのかなと

最近はルールにある、ないの判断で決めてしまうことが多かった中、自分自身の倫理観をあらためて考えさせられる1日でした

ちなみにゴルフはというと

2年ほど前に改修されたコースのグリーンのアンジュレーションはすごかったです

多くの人はパッティンググリーンでビックリされるかと思います

そしてこちらの7番ホール

グリーン右サイドは “ダボ谷” とメンバーさんに言われているそうです

はい、しっかり右へ打ち込んでトリプルボギーで上がって “トリ谷” となって帰還しました❗️

また機会があるのならば、自分自身のゴルフの状態を上げて臨みたいなと

美しいコースをラウンドでき、ドキドキしながらの楽しい1日でした

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。