こんにちはサムライです。
今週はウェッジの溝やフェース面の処理によって
スピン量が変わるのかを検証します。
アマチュアゴルファーがプロのように打ちたい願望ランキングで
ドライバーショットの次に憧れが強いグリーンで止まるウェッジショット
止まるからスコアが良くなるわけではない(悪くなる人のほうが多いかも)が、
憧れのショットを打たせてあげる為にメーカーも必死です。
溝の規制が入り各メーカーもフェース面の処理などの謳い文句が
カタログに記載されていますが、今回はよくある処理の4タイプで検証。
今回はロフト56度のウェッジを使用しフェース面の溝を含めた処理の違いで
どのような違いが出るのかを計測してみた。
①噂のナノレベルのフェース平面加工
②コンピュータ制御によるレーザーミーリング
③プレス式のスコアライン
④ルール適合外の旧溝&ミーリング
テスト条件
①タイトリストプロV1を使用
②約30yキャリーの10球平均
③スカイトラック使用
計測項目
①ボールスピード
②打ち出し角
③バックスピン量
④サイドスピン量
⑤ターゲットに対してのブレ
⑥キャリーに対しての転がる割合
検証結果
プレス式
プレス式のスコアラインの食いつき感が少なく打ち出しが高くスピンが少ないことが分かった。
憧れのショットを打つには条件が厳しいがロフトなりにボールが上がり
ある程度転がりを計算できるのでスコアメイクを考えると妥当なフェース処理。
レーザーミーリング
レーザーミーリングは若干のスピン増と打ち出しを抑える効果が見られた。ある程度の技量があるゴルファーが低く止まるボールを打つにはちょうど良いフェース処理だと感じた。
平面処理
レーザーに比べ若干のスピン増と打ち出しを抑える効果を記録。
プレス溝に比べ明らかにインパクトでの食いつき感がありラインを出しやすいイメージ。
現状のルールの中で憧れを叶えるには一番可能性の高い処理方法だと感じた。
メーカーの謳い文句でサイドスピンが減るといわれているが、
その効果はあまり感じられなかった。
ネガティブな部分では現状コストが高い部分とコースでの使用で平面を長期間保てないこと。
ルール適合外旧溝&ミーリング
予想通り4タイプの中で一番打ち出しも低くスピン量が多い処理方法だった
平面処理と比べてもインパクトでの食いつきが多く明らかにスピンが増えているのが実感できる。
数値ではなく感触で実感できるのはここまで処理しないとアマチュアゴルファーは納得しないでしょう。
今回の検証はFP値やヘッド重量、重心などを無視した結果でレンジでの計測なので
一概には言えませんが、やはり高反発同様に旧溝・荒いミーリングのウェッジが再熱してもいいのではと感じました。
では。
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