ギア

ライ角の影響ってどのくらい~説明編~

こんにちはサムライです。

今週はアイアンのライ角についてのお話しです。

まずライ角とは、どの角度のことかですが
下の写真のように地面に対してのシャフト(ネック)角度

この角度が適正でないと何が起こるかです。

ゴルフクラブにはロフトと言われる角度がそれぞれのクラブにあります。
ロフトが0度であればライ角は方向性に関係ありませんが
パターも含めてロフト0度というものは存在しません。

ライ角が合っていないと下の写真のように飛び出す角度が変わります。

フェース面は全てスクエアに構えてライ角を変えて撮影
(ティが飛び出す方向です)

まずは適正なライ角

アップライト(角度が多い)なライ角

フラット(角度が少ない)なライ角

このようにライ角があっていないと
フェース面は真っすぐだけど飛び出す方向が変わります。

平らなところなのに爪先上がり、爪先下がりなどの傾斜地で
打っている状態になりゴルフを難しくするだけです。

ライ角はロフトの多いクラブ程影響を受けます。

ご自身のクラブのライ角があっているか不安な方は
お近くの工房で見てもらうのも良いかと思います。

来週は実際に適正ライ角、2度アップライト、2度フラットの
3タイプを実際に打ってみてどのくらい数値が変わるのかを
ご案内したいと思います。

では。

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ABOUT ME
ゴルファーズ・ガレージ・サムライ
■氏名 枝松 和健(えだまつ かずたけ) ■経歴 スポーツ専門学校にてゴルフ技術及び理論を学び、栃木県内ゴルフ場にて研修生を経て大手ゴルフスクールのヘッドレッスンプロとなる。 レッスン活動と並行し、レッスン生各々のスイング・体力・体型に合わせた、ゴルフクラブの調整・製造に携わり、2000本以上のクラブを手掛ける。 その後ゴルフショップ店長及びクラフトマンを務め、プロゴルファーやトップアマ、アベレージゴルファーのクラブ組立・調整を行い、ゴルファーズ・ガレージ・サムライ設立に至る。 パーツブランドを中心に年間100機種以上を試打し、パーツ特性を深く理解すると共に、レッスンプロとして多くのアマチュアを見続け、スイングも深く理解する数少ないゴルファーの一人。 丁寧なカウンセリングを基に的確なフィッティングで、クラブによるスイング向上にも努め、ゴルファー各々に合ったクラブを「細やかに」「美しく」組み付ける仕事には業界内にも定評があり、レッスンプロ向け「クラブ理論」の講義も行っている。 不定期ですがYOUTUBEにて地クラブの試打動画も公開中。 https://www.youtube.com/user/GolfersGarageSAMURAI