今週の国内ツアーは男子ツアーがANAオープン、女子ツアーが住友生命東海クラシックです。ANAオープンは2年ぶり、東海クラシックはデサントから住友生命へと新たに変わり開催されます。
私はと言いますとANAオープン、北海道にある札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースに来ています。
2年前から少し改造されたホールもありますので、今回もそのあたりも見ながら気になるホールを覗いてみましょう。
No.5 520ヤード PAR5
改造があったホールです。以前はティーショットで約10ヤードほど打ち下ろし、池越えを狙って打っていました。
そしてフェアウェイにあれば2オンを狙えるホールなのですが、その池の先にバンカーが出来ていました。
そのためティーからフェアウェイまでの距離が若干遠くなりました。当たりが薄かったり、風向きによってはフェアウェイまで行かずにバンカーに入ってしまうこともありそうです。
入ってしまってもアゴが高くて打てないということはありませんが、グリーンを狙うことは難しそうです。
バンカーに入ってしまうとこのような感じですが、フェアウェイにあれば
10ヤード以上打ち上げますが、多くの選手が2オンを狙うことが出来ます。
ちなみに左ラフは一部修理地もありますが、結構深いので2オン狙いは厳しいでしょう。50ヤード前後にあるバンカーの手前に刻むのか、それともそのバンカーを越えるところまで打っていけるのか⁉️ ピン位置、ライ、風などで選択が変わってくるでしょう。
イーグルが狙え、悪くてもバーディーが欲しい、そしてパーじゃ満足出来ないホールです。そのためにはティーショットが鍵を握りますよ!
No.17 579ヤード PAR5
輪厚と言ったらこのホールをイメージする人が多いのではないでしょうか⁉️
2オンを狙う2打目地点から林の先にグリーンが見える映像をTVで良く観ているのではと思います。
その2オンを狙うためにはティーショットで林を越すことが出来る位置、つまりある程度林から離れた位置にあることが大事になってきます。
ティーイングエリアからの写真で見るとかなり広そうに見えますが、実際はそこまでありません。かと言って左に打ってしまうとフェアウェイから刻む方向には打てても、林が近過ぎて林越えの2オンは厳しくなります。
ちなみにその周辺のフェアウェイは左足下りになっています。左足下りから高いボールを打つのは難しいですよね。
ただこちらからグリーンエッジまで100〜130ヤードあたりに刻むショットは右ラフより打ちやすいです。
右ラフは爪先上がりになっていますので、グリーンエッジまで130ヤードあたりから左ドッグレッグしている左の林に行かないよう気をつけたいですね。
刻んだ場合の3打目は右側のラフからは木越えになるので気をつけたいところ。レイアップする場合の2打目は距離、方向性ともに大事になってきます。
2オン狙いはティーショット次第。グリーンを狙う2打目も、刻む2打目も簡単ではありません。ティーショット前から色々と戦略を考えていても、2打目地点に着いてからまた新たに戦略を立てることになりそうです。
No.18 410ヤード PAR4
2打目から打ち上げるホールです。グリーンは傾斜の強い3段グリーン。ピンのある面に打っていけないと難しいパッティングが残ります。
ということで、まずティーショットですが、以前は右にあるバンカーに入れないようフェアウェイウッドなどで刻む選手もいましたが、最近は多くの選手が1Wでガンガン行く印象があります。
どの選手も飛距離が出るようになっていることも影響していることもあるでしょう。
ただ1Wでティーショットする場合に注意をしたいところは左ラフにある木。飛び過ぎると邪魔になることもあるので注意したいです。
2打目は前述のとおり、ピンのある面にどれだけ打てるかが大事になります。
あとはグリーンを外した場合は所々寄りづらい場所があるので、そのあたりを注意して攻めていきたいですね。
先日のフジサンケイクラシックで男子ツアーが新型コロナの影響で開幕出来ないところから始まって1年でした。
ただその後の試合はほとんど中止となり、今週のANAオープンもその1つでした。
2年ぶりですがこうやって開催していただけることに感謝してプレーして欲しいですね!
週末の天気は心配ですが、練習日時点でのコースコンディションは良好👍グリーンが止まるのでガンガン攻めていけそうですね❗️