今週の男子ツアーはSansan KBCオーガスタです。
先週は涼しい北海道でしたが、今週はまだまだ暑さの残る福岡、芥屋ゴルフ倶楽部で開催されます。
実は私、おそらく10年ぶりにこちらへ来たと思われます。
久しぶりとはいえコースをそれなりに覚えていました。
しかし昨年の大会が中止だったこともあるのでしょうか、どうやらこの2年でコースが改造されているみたいです。
ということで、今回もコースを少し覗いてみましょう!
No.16 469ヤード PAR4
芥屋の名物ホールと言う感じでしょうか。
距離もあり、グリーンもかなり手強いです。
というのも、まずティーショットですが、フェアウェイのセンターからやや右サイドに大きな松の木があり、またその少し右先にバンカーがあります。
平均的な飛距離の選手はちょうどかかるところです。
なので左にスペースがあるのでそちらに打てば良いのではと思われるかもしれませんが、フェアウェイも右から左へと傾斜をしていて、左に行ってしまうと更に左へと転がってしまうので注意が必要なんです。
そうなるとティーショットの許容範囲は狭いかと思います。
となると狙い所はその松の木の左。
2打目はある程度距離が残ったところからグリーンを狙うことになりますが、芥屋のグリーンは現在ツアー唯一の高麗芝。
ただでさえクセがあるのにこのホールの芝目は真ん中で分かれています。
カップのある位置と違う面に乗ってしまった場合はかなり難しいパッティングが残ってしまいます。
距離があるホールですからそのようなことが多くあるでしょう。
また改造前は左側にはバンカーがありましたが、今は無くなり芝が短く刈られたフェアウェイになってます。
傾斜があるのでグリーンを少し外れただけでも離れてしまいます。
もし左側にピンがあった場合は…。
かなり難しいアプローチになってしまいますね!
他のホールもこのようにバンカーを無くして、スロープがあるフェアウェイにいくつか改造されています。
さらに注意しないといけなくなりました。
と言うことで、以前と変わらずこのホールはティーショットからパッティングまで厳しいホールとなりますね!
No.17 194ヤード PAR3
距離的には長くないホールですが、今週は高麗グリーン。
ショートパットも気持ち良いものではありませんが、ロングパットはもっと気持ちの良いものではありません。
ですからある程度はピンの近くに付けたいとは誰もが思うでしょう。
ここに出場している選手ならある程度のバーディーも出るでしょうし、逆に近くについても3パットボギーの可能性もあります。
やはり簡単にはいかないホールかもしれません。
個人的にはスーパーショットはいらない、何気ない1オン、そして2パットで通過できたら良いのではないのかなと思うホールです。
No.18 556ヤード PAR5
16番で耐えて、17番をサッと抜けたら、このホールではバーディー、あわよくばイーグルを獲りたいホールです。
まずティーショットですが、ほぼストレートなホールですので、見えているフェアウェイ真ん中へ打っていきたいでしょう。
多少曲がってラフへ行ってしまったとしても、グリーン手前のバンカーとグリーンは15ヤードほどありますので、ライが悪くなければ2オン、グリーンを狙うことも可能です。
もしライが悪かったり、ティーショットで距離が残ってしまったら、刻むことになります。
多くの選手は上の写真のあたりのグリーンまで残り50ヤード周辺に打ってくることになりそうです。
ここで注意したいのが左右の木。
フェアウェイを少し外れてしまうとかなり邪魔になります。
刻むときにも距離と方向性もしっかり求められますね。
バーディーが絶対欲しい!
そしてイーグルの可能性も高い、最後に逆転も起こるホールですよ❗️
グリーン周りで改造されているところは、先程の話のようにバンカーを潰して、芝を短く刈り込んだフェアウェイになっていて、
2打目付近で改造されているところは
アゴが高く直接グリーンを狙いづらいバンカーが出来ているところがいくつかあります。
この改造がバーディー合戦のこの大会にどう影響するのか⁉️
今週は天気が良い予報。
メチャクチャ暑い試合で倒れないように気をつけたいですが、有観客の今大会、選手たちの熱いプレーで皆さんをドキドキさせて欲しいですね❗️