こんにちは。
ゴルフ部2回生の住本です。
今回は、私が最近読んでとても勉強になった本「フローゴルフへの道」を皆さんに紹介したいと思います。
この本のタイトルであるフローゴルフとは、フロー(ゾーン)に入った状態でのゴルフプレーの事を意味します。
このフロー(ゾーン)とは、ご存知の方も多いと思いますが、自身の能力を120%発揮させる究極の集中状態の事です。
よく、アスリートが驚異的な記録を出した時はこのゾーン状態に入っていたと言われる事が多いです。
その為、アスリートは競技中にこの状態に入る事を目指してプレーしています。
しかし、残念ながらこのゾーン状態は意図して入る事は出来ず、再現不可能と言われています。
皆が意図的にゾーンに入る事が出来れば、実力を発揮出来ずに悔しい思いをする事は無いですよね。
特にゴルフの様な精神状態が大きく競技に影響するメンタルスポーツでは重要な事であると考えられます。
そこで本書では、世界最高峰のPGAツアーのトップゴルファーのメンタルサポートを行ってきたスポーツ心理学者、ジオ・ヴァリアンテ氏がトッププロへ指導した数多くの実例をもとに体系化した、意図的にフローゴルフ(ゾーン状態)に近づく為の方法論を学ぶ事が出来ます。
著者のメンタル指導を受けて、劇的な成績向上を果たしたプロには、リオオリンピックでのゴルフ競技で金メダリストのジャスティンローズが挙げられるます。
ローズは17歳で全英オープン4位に入り、世界一美しいスイングの持ち主とも言われていましたが、プロ入り後9年もツアー優勝する事が出来ませんでした。
しかし、著者ヴァリアンテ氏のメンタル指導を受けるようになって2週間でメモリアルトーナメントを制し初優勝を挙げた後、快進撃を続けたエピソードは、とても勉強になる部分が多かったです。
また、自分のプレー中に感じている状態を心理的側面から理解する事もでき、大変面白かったです。
他にも様々なエピソードからプレー中の精神状態を学ぶ事ができます。
ゴルフ以外の普段の行動まで生かす事ができるので、興味がある方は是非読んでみてください。
以上、ゴルフ部2回生の住本でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。