ギア

ウエッジ形状による違い-FP編

こんにちはサムライです。

 

アマチュアにはあまり関心のないけど

重要過ぎるアイテムのウェッジのお話し

 

形状、特性によって毒にもなる問題ですので

先々週より3週に渡ってバンス・ソール形状・FP、重心に分けてご説明します。

 

第3週はウェッジのFPによる違いについてです。

 

FP値は打ち手がどのように打ちたいか?を実現させるには、

FPの違いによってボール位置や手の位置が違うので

どの形状が合うのかで選ぶ必要があります。

 

まずFPとは出っ歯、グースネックとかゴルフでは良く聞く言葉ですが

シャフトの中心線からリーディングエッジまでの距離のことで

FPが多いものは出っ歯と呼ばれ、FPの少ないのもはグースと言われます。

 

アイアンやロフトの少ないクラブなどではFPが少ないと捉まりが良くなるなど

言われておりますが、ウェッジはロフトが多く元々捉まりやすいので

ウェッジについては捉まる捉まらないはあまり考えなくても良いかと思います。

 

①FPの少ない(グース)ウェッジの

メリット

ボール位置を右足寄りに置きやすい。

ボール位置が右足寄りになる為、ダウンブローに捉えやすい。

ダウンブローに入る為、低くボールが打ち出される。

ラインを出したり、足を使ったショートゲーム向き

 

デメリット

ボールを左に置きずらい(手元が左に行きすぎる為)

開く場合、ネックが飛び出るので構えずらい

 

②FPの多い(出っ歯)ウェッジ

メリット

ボールを中央から左足寄りに置きやすい

出っ歯部分をボールの下に入れやすくボールを拾いやすい

入射角が緩くなる為、上げるボールが打ちやすい

高さを出し、転がらないショートゲーム向き

 

デメリット

転がすボールが打ちずらい

右足寄りにボールを置くとリーディングエッジが地面に刺さりやすい

 

各メーカー色々なモデルが発売されてますので

ご自身のスタイルに合ったFPを探してみてください。

 

では。

 

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ゴルファーズ・ガレージ・サムライ

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ABOUT ME
ゴルファーズ・ガレージ・サムライ
■氏名 枝松 和健(えだまつ かずたけ) ■経歴 スポーツ専門学校にてゴルフ技術及び理論を学び、栃木県内ゴルフ場にて研修生を経て大手ゴルフスクールのヘッドレッスンプロとなる。 レッスン活動と並行し、レッスン生各々のスイング・体力・体型に合わせた、ゴルフクラブの調整・製造に携わり、2000本以上のクラブを手掛ける。 その後ゴルフショップ店長及びクラフトマンを務め、プロゴルファーやトップアマ、アベレージゴルファーのクラブ組立・調整を行い、ゴルファーズ・ガレージ・サムライ設立に至る。 パーツブランドを中心に年間100機種以上を試打し、パーツ特性を深く理解すると共に、レッスンプロとして多くのアマチュアを見続け、スイングも深く理解する数少ないゴルファーの一人。 丁寧なカウンセリングを基に的確なフィッティングで、クラブによるスイング向上にも努め、ゴルファー各々に合ったクラブを「細やかに」「美しく」組み付ける仕事には業界内にも定評があり、レッスンプロ向け「クラブ理論」の講義も行っている。 不定期ですがYOUTUBEにて地クラブの試打動画も公開中。 https://www.youtube.com/user/GolfersGarageSAMURAI