どの都市の繁華街にも、高級寿司店
と呼ばれる店が必ずあります。
そこに共通するのは良くも悪くも変わらぬ普遍的な寿司と空間
職人としての自己の技術や遊びを前面に出すのを極力抑える雰囲気
何故なら客筋のメインは大企業要職方々や経営者方々、ビジネスシーンでの接待会食の場として成り立ってきた、いる事実があるからです。
福岡県は中洲、九州代表する繁華街春吉にあるのが
高玉(こうぎょく)本店
です。
先日移転リニューアルしたものの、中洲での所謂、高級寿司屋の代表的な存在は変わりません。
博多のホテルオークラにも支店出されていることからも同店の位置づけご理解頂けると思います。
秋の気配を朝晩だけでなく日中も感じられることが多くなった10月初旬、20年来博多でお世話になっている方に連れて行って頂きました。
先ずはビールで🍻
マグロトロ
鯛
道に迷い歩きまくり喉カラカラでしたので、続け様に生ビール二杯目🍺
鮑
タコうま煮
生ビール三杯目・・・
カンパチ
腹身部分にタップリと山葵をつけて
パクッと
クジラうね
うねす、ですね
生姜醤油で食べ、噛み締める味はどことなく懐かしい味がして、高玉の主な客筋方々にも郷愁と安堵感を芯から感じさせる一品だと思います
日本酒に🍶
カツオ
ほんのり桜色した柔らかな肉質と良い意味でカツオ独特の香りしない上品な味ですね
ニンニクをガンガン効かすカツオは、高玉のカツオではありません
赤貝
アナゴ
甘く下味ついたアナゴを炙り
九州独自の、あの甘さが好きな人には堪らない一品でしょうね
フワフワとした食感に、噛み締めた時に感じる甘さ
サクッと皮目
美味也✨
ニギリに参ります
日本酒三合目🍶
鯛
イカ カボスと塩で
変化ないのが変化
マグロ漬け
ヌルッと喉を通り抜けました
旨し
そして、やはり私は高玉本店で一番好きになったのを〆に持ってきました
親方の限られた遊びと自己主張を一番感じられることが出来、あの懐かしい自然と笑みが溢れる甘い下味ついたフワフワとパリッのアナゴ
当日ご一緒させて頂いた方も生粋の博多っ子
保守本流の寿司屋とは?
高玉(こうぎょく)本店です。
那珂川からの夜風が気持ち良い中洲の夜でした
今宵も楽しゅうございました✨
214店目