ツアー

デサントレディース東海クラシック

今週の女子ツアーはデサントレディース東海クラシックです。

コースは新南愛知カントリークラブ美浜コース。このコースでは14回目の開催になりますが、私は初めて来ました。

以前マンシングウェアレディースとして三重県の涼仙ゴルフ倶楽部で開催されていたとき以来ですから、かなりの期間来ていなかったのですね。

では今回も中継で放送されそうなホールを中心に見てみましょう。

No.1 376ヤード PAR4

この美浜コースはフェアウェイ、またホールの幅が狭いところが多いのですが、1番ホールは広いなと思えるホールです。

特に警戒するところもないと思いますが、ティーショットでは飛距離が出る選手であれば左のラフへ突き抜けたり、右のバンカーまで届く可能性もあり、立ちづらい選手の中には3Wなどのフェアウェイウッドで刻む可能性もあるかもしれません。

2打目もフェアウェイからであればそれほど長いクラブを持たないで打てますので、ピンを狙って打っていけるでしょう。今週も先週に引き続き、グリーンが止まりやすいので飛距離の出ない選手でも十分バーディーチャンスに付きます。

ただラフが長いところなどしっかり生えているところも他のホールでも見受けられますから、ライの見極めが大事になります。

難しいスタートホールではありませんので、勢い良くスタートしたいですね!

No.15 477ヤード PAR5

池が絡む距離が短いPAR5。

ティーショットが上手くいけば2オンも可能!イーグルの可能性もありますね❗️

まずティーショットですが、右バンカーの左端狙いになるでしょう。多少右に行ってラフに入っても残り距離も短いですからライ次第では2オンも狙えますし、刻むのも左の池を警戒しつつ、欲もかかず打てれば問題ないでしょう。

毎年ホール難易度としては1番易しいホールになっており、イーグルが数多く出ますが、ボギー、ダブルボギーもPAR5の割には多く出ています。

距離は短いですが左にずっと池があり、チャレンジしたときの成功と失敗に差が出る観ていて面白いホールではないでしょうか⁉︎ 我々、選手やキャディーはドキドキですが(^_^;)

終盤のポイントとなる攻めと守りの攻防を楽しんでください!

私はこのホールの2nd地点に来たときに “テレビで観たことあるホール!” って思いました(^^;;

No.18 386ヤード PAR4

今の女子選手たちにとってはそれほど長いホールでは無いハズなのですが、毎年のホールデータを見てみると難しいホールになっています。

ティーショットからずっと左側に池がありますので警戒しながら進んでいくことになるでしょう。

そんなことでティーショットで右ラフへ行くことが多くなるハズです。

2打目をラフからだとピンを狙わず、狙えず、グリーンセンターから右へ打とうとしても、引っかかって池へなんてことが多いのかもしれません。

フェアウェイから打てるのであれば短いクラブで打てますからバーディーチャンスを期待したいところです。

やはり池が絡んでいる最終ホールですから2打差は安心できる差ではありません。最後まで何が起こるか分からないホールですね!

コースの印象としてはフロント9は右を警戒しないといけないトリッキーなホールが多く、バック9は左を警戒しないといけないホールが多いと真逆な感じのコースだなと。あとフェアウェイというよりコースの幅が狭い印象があります。前半悪くても後半良かったり、逆に前半良くて後半悪いもありそうなのでリズムをどう作っていくのか⁉︎

そんな感じに思いました。

バーディーが出やすいコースですから、OBが出てもへこたれずプレーしていれば良いことあるのかなぁ⁉︎

今週も先週と同様グリーンが柔らかいです。距離も無いコースですから飛距離の出ない選手でもショットの精度が良い選手、調子が良い選手にもチャンスがありますよ❗️

今週末は早朝に苦しむ戦いの全米オープンを観て、午後はバーディー合戦の今大会を観てみては⁉️

あっ、日本シニアオープンも面白そうだな😅


ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。