ご無沙汰しております。
歴史、旅を愛される皆様・・・
また各地の城、寺社仏閣、ホテル、旅館etc観光業に携われておられる皆さま大変な日々が続きます。
陳腐な表現ですが、、、乗り越えて参りましょう。
今年は桜シーズンに城に行けませんでした。
城と桜、、、武士と桜
日本古来よりの美学ですね🌸
パッと咲き、パッと散る
その後に新緑芽吹き青々とした葉を繁らせる。
兵庫県に篠山城があります。
難攻不落の大坂城、豊臣秀頼の大坂方を囲むかのように徳川家康は要所に抑え城を築きます。
1609年に徳川家康は大坂の豊臣秀頼への牽制と、まだ豊臣家を慕い縁故ある西国の15ヵ国20大名の経済力を削ぐために、この篠山城を築きました。
日夜問わずの総普請により1年足らずで完成しました。
今なお堅固な石垣と再建された大書院を見ることが出来ます。
写真は昨年の春に桜満開の篠山城を散策した時のものですが、城下町篠山は先の大戦や地震などの天災に遭っていないので、古き良き街並みが今に残ります。
城から武家屋敷、商家を散策していると、この地を治めた譜代大名青山家の残したモノを今に見ることが出来ます。
春日神社には
300年近く前に殿様が奉納した貴重な絵馬がガラスケースに守られ陳列台に飾られることなく、佇みます。
京都や奈良と同じ、日常に自然に在ることが文化な訳です。
仰々しく守り飾り注釈つけた時点で、手の届かない所に行ってしまい人と其れに境界線を引いてしまい構えてしまう。
其れは文化ではありません。
この事態が一日も早く終息する事を心より願っています。
自分の目で見て足で歩き、手で触り、肌で時空を吹き抜ける風を感じる・・・
それが歴史と旅を愛する者の望み願うことです。
皆さま、こんな時ほど笑顔で過ごしましょう😀
私達日本人、先人方々は幾多の困難を乗り越えてきました。
今生きる私たちは其のDNAと強運を持っているんです。
自粛で暫く休憩していましたが、また動きだしたいと思います。
来週からも宜しくお願い致します😄