ツアー

PCR検査

アース製薬さんのはからいもあり、関係者全員のPCR検査が実現した

火曜日午前中に会場入りし、まずPCR検査

その他に今日まで2週間分の検温記録と行動内容の提出

大会前日夜8時には結果が出る

唾液を取るのに、私みたいな老人は出にくいので、梅干しやレモンの写真が用意されていて、それを想像しながら唾液の分泌を促す

唾液を出すのに苦労した人もいれば、朝歯を磨きすぎて血が混ざってしまい、やり直しのケースもあった

無事、陽性者も出ず大会開催

しかしながら、私的には半端ないストレスを抱えた

当然、普段から気をつけてきてはいたが、結果がわかる前にキャディとして選手にうつしてしまっていたらどうしよう!!?

という不安だった

なので、会場での会話は慎み、選手とも久々の再会で寂しくなるが自分なりのソーシャルディスタンスのキープ

クラブの受け渡しの持つ位置

結果が出るまではありとあらゆる事に気を使った

帰りはホテルまではいちもくさんに帰り、夕食は全て部屋

あまりにもこの蒸し暑さの中マスク、エネルギーも取らないと倒れる心配もあるので、3日目は栄養を考えた買い込み

そして大会前日に受けた称号

ハッキリ言って、大学に受かったときくらい嬉しかった

どんなに気をつけていても、いつかうつってしまっているかもしれない!?

それを選手にうつしてしまっていたら…

本当、心臓に良くない

あるキャディ仲間は、夜8時に結果がかかってくる電話のタイミングで、奥さんから電話があって興ざめしたらしい

これだけしっかりやってくれた大会開催

素晴らしい大会になってもらいたいし、今後のスポーツ開催に向けて、動き出してくれたらありがたい


ecc

ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。