小野ゴルフ倶楽部
桃源郷の様なゴルフ場だと思います。
景勝地 鴨池を借景に広がる小野ゴルフ倶楽部OUTコース
アメリカの歴史ある名門コースと同じ香りがします。
メンバーのためのゴルフ場、憩の場所
これは原点でもあり、不変でしょうが決して排他的ではない
どこかで同じ空気を感じました。マサチューセッツ州にある1925年かのドナルド・ロスによって設計されたセーラムCCと同じ・・・
「ノブレス オブリージュ」が根付く数少ないゴルフ場が小野ゴルフ倶楽部だと思います。
要らない看板や貼り紙が、全くなく、あるのは自分を律するゴルフの原点とクラブライフを楽しむ方々の笑顔
華美な装飾なくも、少し背筋伸びるレストラン
当日のランチ、私は小野ゴルフ倶楽部名物の
ミートスパゲティと
鴨の有馬煮
を注文しました。
ミートスパゲティ。柔らかめの麺に鶏レバーのコクと旨味が滲み入る和洋折衷、古き良き洋食屋の味です✨
最後に、これまた小野でプレーされた時には召し上がって頂きたい
プリン
当日はINコースからのスタートでした
小野ゴルフ倶楽部
OUTとINでは全く顔が違います。
INコースは高低差があり、起伏に富んだホールの数々
打ち上げホールなどではグリーン近づくにつれての砲台グリーンとグリーン奥の抜け感の妙
OUTコースは
雄大な鴨池に接するホールと、昨年コース改造を終えた廣野ゴルフ倶楽部ではないですが、小野ゴルフ倶楽部も積極的により良い今後を見据えて不必要な樹木の剪定をしています。
個人的な意見ですが、日本のコースには要らない木々があり過ぎだと思うこと多々あります。
密度濃い木々が、どのホールも植えられ大きくなり過ぎて、コース設計者の原点、意図や、そのホールが持つ独自の地形などがボヤけてしまっていると
小野ゴルフ倶楽部ではティーグランド囲む見通し悪い木々を剪定、伐採していました。
気を配り手を掛けて育てる松
グリーンや芝の為、折角の素晴らしい景色、借景を活かす為に木の剪定、この二つの勇気ある決断と行動が小野ゴルフ倶楽部の、変化を恐れて現状維持だけでない、次世代に繋ぐ「ノブレスオブリージュ」真の名門と魅力なのだと感じました。
小野ゴルフ倶楽部は、名匠 上田治さん設計、そして廣野ゴルフ倶楽部理事長を永年勤められ戦後日本のゴルフ界の中興の祖ともいうべき乾豊彦さん御二方が愛情と手間ひまかけられ造られたゴルフ場です。
「桃源郷の様なゴルフ場」
私の様な人間が中々プレー出来るゴルフ場ではありませんが、新緑芽吹く季節にまたお邪魔させて頂きたいと思いました。