海外で寿司
スゴイ事が目の前で起きますよね
モロッコで意を決して入った寿司屋
SP付きの客、セキュリティー強烈な入り口と駐車場でしたが白いご飯にクリームチーズ、たまにサーモン
そして何故かキノコがタネとしてあり、トイレに行こうとしたら真っ赤な欄干の小さな橋を渡り、忍者の絵が壁に書かれていて倒れそうになったのを覚えています。
アメリカのボストンで行った寿司屋、無難にカリフォルニアロールと、ツマミ系で濁していましたが、これまた意を決して注文した
スズキ(シーバス)のニギリ
口に持って行った瞬間、ドブ川の匂いしましたしね
日本の漁業関係者の様に、釣って獲ってから活け締めしてから血抜きなどの下処理をしないですからね
素材を活かせない、ソースと香辛料で誤魔化す
文化の違いですから、しょうがないと言えばしょうがない
先日、インドネシア ジャカルタに行ってまいりました。
ジャカルタ代表する2つの寿司屋
銀座鮨一と
富裕層向けのショッピングモール、プラザ スナヤン4Fにある
鮨清(すしせい)
入り口にもセキュリティー立っている日本のショッピングモールと、少しニュアンス違うのがインドネシアでのショッピングモール
まずは、1日の疲れと明日への英気を養う
ツマミでお願いしたのが
山口県のタコ
玄界灘の〆鯖
カンパチ
ワカサギのフライ
親方と色々話をさせて頂きましたが、インドネシアで獲れる魚
マグロなどは昼のランチだけで
キジハタは昆布〆にして身を絞め旨味高めてから
エビはボイルして
この3種類ぐらいしか使用できませんね
と仰っていました。やはり、獲った魚に丁寧な下処理、手をかける文化がないのがネックなんです。
かの、すし匠(しょう)の中澤さんは日本からハワイのザ・リッツ・カールトンレジデンスにsushi shoを構えておられますが、極力の地産地消、地物に拘り中澤さんの鮨道を歩んでおられます。
地元のマグロ、ポキ風にしたり、漁師が獲る甘さ抜群のエビを直契約したり、ミル貝などはシアトルから、アラスカのサーモン
あと、ハワイの地物魚に江戸前の仕事を
あら輝の荒木さんはロンドンに店をでしたね
マグロはスペインなど
イカはイギリス
ウナギはオランダ
サバはノルウェーから、鮨界の巨匠達は、その地で上がったモノを何とか自分の鮨道に昇華させ食べて欲しい
この一念からだと思います。
中々前途厳しいでしょうが、全て日本からの空輸でなく、各地での鮨を食べる事が出来たら、、と思います。
万願寺唐辛子
さて、ニギリに参ります
山口県金目鯛
ヤリイカ塩とレモンで
ヒラメ縁側
歯応えと甘み、ただ一言
旨し。
マグロ赤身漬け
富山県白エビ
最後は懐かしい、ホッコリする甘い玉子焼き
インドネシア ジャカルタで普通に美味しい寿司屋と出会えるとは思っていませんでした。
またジャカルタ、鮨清(すしせい)を発信基地に本当の日本の寿司を沢山の方々に知って頂き、新しい地元のネタが出来れば素晴らしいと思いました。
今宵も楽しゅうございました✨
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