こんにちはサムライです。
寒さも一段と増してきて体調管理には十分お気をつけ下さいね。
今週はウェッジフェース面の加工についてのお話し。
アマチュアゴルファーの多くが憧れる
プロの様なスピンの効いたアプローチ
ビビッとグリーンで止まるショットを一度は打ってみたい!
ルールが改正されて以降、止まらなくなった
なんて嘆いている方も多いと思いますが
そんな悩みを解消すべく、各メーカーさんも
技術を駆使してスピン性能を上げています。
そんな旧溝に対抗する代表的な加工処理を
3つご紹介。
その前に一般的なスコアラインはプレス式
↓
写真のように上から200トンくらいの力で
プレスしてスコアラインを入れます。
デメリットは溝の角が緩やかでボールの食いつきが悪い
メリットは長年使用してもスピン性能が落ちずらい。
まず1つ目はCNC加工
↓
写真はイメージでゴルフとは関係のない画像ですが
こんな感じで1本1本溝を削っていきます。
プレス式と違い上から圧力をかけて溝を作るのではなく
削って溝を作るので角がシッカリしていて
フェース面も歪みが少ない仕上がり。
続いて2つ目はCNC加工+レーザー
↓
1つ目のCNC加工溝にプラスして溝と溝の間に
レーザーで細かい模様をつけて摩擦係数を上げる
打てば必ず違いが分かるほど食いつきが良く
水滴なども排除してくれるので悪条件でも
効果を体感しやすいのが特徴。
使用頻度にもよりますが、レーザー部分が表面に
施されているので意外とスピン量を維持できる寿命が短い。
ラスト3つ目は平面加工
↓
こちらは溝の加工ではなくフェース面をナノレベルで
平らに仕上げる施工方法。
最近のNC系のクラブは平面度がかなり高くなりましたが
肉眼では分からない程度に歪んでいるのが現実。
この施工は平にすることで摩擦を上げる目的。
ざらざらな歪んだ面を指で擦るのと
ガラス面のように平らな面を指で擦るのだと
ガラス面は吸い付くように指が引っ掛かりますよね。
そんなイメージでボールを食いつかせるので
低くスピンの効いたボールが打ちやすい。
ですが練習環境によってフェース面が傷つくので
効果を長く維持しずらい。
施工の方法によって金額や寿命が違うので
どれを選ぶかはお財布とご相談下さい。
では。
埼玉県朝霞市幸町2-5-23
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ゴルファーズ・ガレージ・サムライ