ツアー

マイナビABCチャンピオンシップ

今週の男子ツアーはマイナビABCチャンピオンシップです。先週はPGAツアーのZOZOチャンピオンシップが開催され、多くのゴルフファンは御覧になられたのではないでしょうか⁉︎出場できた選手も少なかったので休みだった選手たちも観ていたのではないでしょうか。

では今週も何ホールか見てみましょう。

No.15 535ヤード PAR5

距離もなく、2オン可能なPAR5。バーディー、あわよくばイーグルも欲しいホールです。

まずティーショットですが、出来れば右サイドに打ちたいですね。左サイドだと

木が邪魔をしてグリーンを狙えません。またバンカーもあります。2オンは難しくなります。フェアウェイに打てればグリーンまで250ヤード付近は

グリーンをしっかり見ることは出来ませんが、先程のような前方を遮る木々はありません。距離が残らなければ狙えます。

刻む場合は右の中途半端な距離にあるバンカーを避けてエッジまで60〜100ヤードあたりになるでしょう。フェアウェイも決して狭くは無く、狙う目標も取りやすいので、しっかり刻んでバーディーを狙いたいホールです。優勝争いではここでの取りこぼしは命取り。鍵を握るホールです。

No.18 525ヤード PAR5

 


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15番ホールと同じく今の男子ツアーのPAR5としたら距離が短いホールです。当然このホールもバーディー、イーグルが欲しいホールです。ティーショットでフェアウェイを捕らえればグリーンを狙えます。2オンの可能性が高くなります。左右に曲がりフェアウェイを捕らえられないと

左にはこのようなアゴの高いバンカー

右に曲がると木が邪魔をして刻むのも難しいです。

刻むなら多くの選手はグリーンまで80〜100ヤードの広いエリアになるでしょう。刻む場合はどの方向にどのくらいの距離を打つのかをしっかり計算しないと上手くいきません。コースがグリーンまで真っ直ぐではなく、曲がっていますので15番ホールも同様に、ただ単にグリーンまでやピンまでの距離から打ちたい3打目の残り距離を引いて打ってしまうと思った距離より残ります。そのあたりをしっかり考え、キチッと出来ることが3打目を良いショットにしてバーディーが取れるカギかもしれませんね!

練習ラウンド、プロアマ戦でコースを見て、今年もグリーンが柔らかく止まり、また昨年よりラフが短いのでスコアが出そうかなと思いました。ただ

すっぽり入ったりするところもあり、ジャッジが難しくなるところもあります。またティフトン芝も多くの場所で見られるようになり、ここにハマったら手こずりそうですね!

今年のツアーもあと1か月。ここからの試合で賞金ランキングもかなり動きます。調子が悪かった選手も1試合での大逆転も可能です。今週もどんなドラマがあるのか⁉︎
先週のPGAツアーにも負けないぐらいのプレーを期待したいですね❗️

 


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ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。