20年来、ゴルフツアー界にいましたら、それこそトップツアープロの、、それも長年10年、15年、20年、25年、30年・・・とレギュラーツアーからシニアツアーに舞台移しても活躍される、されている選手に共通する事が3ツあります。
1、カラダが丈夫
2、楽観主義
3、人の話に耳を傾ける
です。
偉そうな事を書かせて頂きますが、私の主観ですからお許し下さい😄
1のカラダが丈夫、今、パッと頭に浮かんだ方々、ジャンボさん、中嶋さん、直道さん、倉本さん、室田さん、宮本さん、藤田さん
2、求道者ですからスコア悪かった後の練習場や、調子悪い時の試合会場、真剣な表情と空気感に周りもピリピリするわけですよ、しかし当の本人方々、どこか上手く抜く方法・思い詰めない明るさがあるんですよ
ツアー関係者だったらご理解頂けると思いますが、その選手と真剣な話していますよね、または真剣に黙々と球を打っています。しかしシャフトメーカー方々やクラブメーカー方々、グリップメーカー方々が横を通った瞬間、
えっ?視界に入っていたの?
自分の世界に入っていたんじゃないの?
から、今シャフトを試しているんだけど、違うスペックの組み合わせはどう?や
◯◯選手が使っていた、ヘッドにいま使っているシャフト組み合わせたらどうかな?
よく、急に思考の転換出来るな〜!とビックリ、感心すること多々あります(笑)
3、先程の話にも通ずることですが、どんな方の話、意見でも取り敢えずは聞く。
顕著な例がジャンボ尾崎プロと片山晋呉プロだと思います。
晋呉さんなんて、取り敢えず知らない事柄あれば、まーいーや知らなくても、、でなくゴルフに取り入れられる事出来ないかな?
とことん話を聞きますから💦
以前、ジャンボさんの書斎に入らせて頂いたことありますが、強烈な量の本が並び読書の鬼ですよ
メチャクチャ頑固で人の話を聞かない様に思うじゃないですか、レジェンド方々
違うんです。
物事進めるにあたり、メチャクチャ話を聞いたり研究したりして突き詰めるんです、そして自分なりに咀嚼して決めたら、後は我が道を行く
PGAシニアツアーでバッグ担がせて頂いている、寺西明プロも50歳に入りプロテスト受け合格し先日も優勝された、練習の鬼
PGAシニアツアー界のビジェイシンと名付けさせて頂きましたが、柔らか頭の持ち主なんですよ💡
ショットが上からきたり下からきたりで安定しなくパーオン率のみ下位でした、で、どうするか?
むやみやたら球を打つのでなく↑のムービーの様に、順手と逆手、クロスハンドでショットの練習をされ、ショットの安定に繋げられました。
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ
の故事あります。杜甫の詩にあるものですが、こんな故事もあります。
有名な三国志、その後に中国統一したのは司馬炎の西晋
司馬炎は統一した後、後宮、言ってみれば日本の大奥の様なハーレムをつくりました。
西暦273年のこと
そこに5000人、8年後にはまた5000人増えて1万人もの全国から美女が集められました。
司馬炎は毎夜、羊がひく車にのり女性の元へ繰り出す訳ですが、ヒツジが止まった部屋にいる女性と一夜を共にしました。
女性も、もし皇帝の子を懐妊、男の子を産めば我が子が皇帝になるかもしれず、そのチャンスを伺います。
ある女性は羊が好む竹の葉、と羊が生理的に欲する塩を部屋の両サイドに積み皇帝の寵愛を得たと言います。
盛り塩の由来は、ココにあったりする訳ですが、用は物事を、結果答えを出すには如何にすればよいのか?
を、正面突破のガチガチ頑固な思考方法でなく柔軟に取り入れる事が出来るか?
2000年前からもあったわけです。
長年ツアー戦って結果を出されているツアープロを見たり、コンビを組ませて頂いていたりする度に強く思う事です。
他山の石
私も人の話を聞き、柔らか頭で仕事をしたいと思います😄